公開日:2021/09/11 / 最終更新日:2021/09/10

メンタルを病んだ弱者に付け込む「障害年金の専門家」に要注意!

障害年金の専門家

長引くコロナ禍で精神的に病んでしまい「うつ」になり、メンタルクリニックに通院している方が増えています。病状次第では、日常生活にも影響を及ぼし、退職を余儀なくされる例もあります。

その場合、(元正社員の場合)当面の収入としては、「失業手当」や「疾病手当金」がありますが、いずれも期限があります。その後もうつ状態が好転せず、働けない場合、「障害年金」の受給を考えるでしょう。

しかしながら、そんな苦しみを突くように障害年金請求申請「専門」をうたう社労士事務所の広告がネット上を賑わせています。

そのような「障害年金請求申請“専門”社労士事務所」の現実をお伝えします。

目次│実態調査相談窓口

「障害年金請求申請“専門”社労士事務所」とは

誰にでもかかる可能性がある「精神疾患」

某日、当社の事務所に、ご依頼者のAさん(40歳代・男性/約20年、正社員として勤務)が相談に訪れました。

お話を伺うと、「障害年金を申請しようと思い、社労士さんに代行をお願いしたが、お金だけ取られて、全く役に立たなかった…」とのこと。

さらに聞くと、Aさんは会社でパワハラに遭い、数年前から、不眠症とうつ症状に苦しむようになり、ついには退職を余儀なくされてしまったといいます。

当面の生活費は、退職金と健康保険組合から支払われる「疾病手当金」、そして「失業手当」でしのげますが、いずれ底をつきます。

病状からみて、しばらくは働けそうになく、ワラをもつかむ思いで、障害年金の請求を決意しました。

HPでは聞こえの良いキャッチコピーが並ぶ

検索サイトで探すと数多くの障害年金請求申請を専門とする社労士事務所がヒットします。

だいたいは「障害に苦しむ人に寄り添います!」「受給率99%!」などと、耳障りのいい謳い文句が並んでいます。

第一印象はいい感じだが…

Aさんが依頼した事務所も、ホームページはキレイな作りで、同様のキャッチコピーが並んでいました。「問い合わせすると、ワンコールで電話に出ました。

『ヒマなのかな…?』という疑いも頭をよぎりましたが、話のうまい女性の社労士だったこともあり、病状や初診日などを伝えると『必ず受給できます!』というので、すぐにアポイントまで至りました」。

かなり“営業トーク”に長けた社労士のようです。

「障害年金請求申請“専門”社労士事務所」の内幕

事務所はレンタルオフィスの一角

指定された東銀座のオフィスに出向くと、自前のテナントは持っていないようで、レンタルオフィスでした。矢継ぎ早に初診日や病状などを詳しく聞かれ、読み込む時間も与えずに、契約書にサイン。

「金に困っている」「精神疾患によって判断力を失っている」相手なら、赤子の手をひねるようなものなのでしょう。

何の意味がある?「弁護士との契約禁止」

帰宅し、契約書をもう一度読み返してみたAさん。契約書の中で不思議に感じたのが、「弁護士との契約禁止」の項目、破ったら契約解除とのこと。なにかやましいことでもあるのか?と勘繰りたくなりましたが、その理由は後に明らかとなります。

ある日突然「契約違反」の通告が…

障害年金を請求申請できるかは「医者」による

ヒアリング後に手付金3万円を振り込むと、「障害年金請求申請書類」が送られてきます。新聞紙よりやや小さい程度の大きい紙です。

「この用紙を先生に提出してください」と言われ、その通りにしましたが、通院していた医者は障害年金請求に消極的な先生で「にべも無く断わられました」といいます。

態度を豹変され“逆ギレ”

Aさんが事の一部始終を社労士に伝えると、「それは先生(医者)がおかしい」「もう一度、提出してください」と、社労士の方から医者に働きかける動きは一切見せず、あくまで“丸投げ”の姿勢。

そうしながら、1ヵ月ほど経つと、突然「長く連絡が無く、意思疎通が難しいと判断し契約を解除致します」とメールが…。

慌てて電話しても「メールに書いたとおりです」と定型文のような返事に終始。ラチが明きません。

悪徳社労士が無くならない理由

綱紀“ユルユル”の社労士業界

うつに苦しみながらも怒りに震えるAさん。これは鉄槌を下さねばなるまい!と、当社の門を叩きました。

当社のスタッフのアドバイスにより、まずは自治体の消費生活センターに連絡。その後、社労士側から「あなたに落ち度があるのになぜ相談した?」と逆ギレ電話を受けました。

返す刀で社労士会(全国社会保険労務士会連合会)に通告し、対応を要請しました。

数日後、社労士会から手紙が…。「特定社会保険労務士○○○○氏に“書面”にて“注意”しました」と…。

事実上、紙1枚で“お咎めなし”ということです。社労士会には、国家資格であるはずの社労士資格を剝奪や営業停止にする権限は与えられておらず、こうした悪徳事務所が堂々と跋扈する土壌が揃っているというわけです。

SNSに投稿したら反響が!

Aさんが一連の流れをツイッターに投稿してみました。すると…「私も彼女にやられました!」と何件ものリツイートやダイレクトメッセージが…。余罪もある“確信犯”の手付金詐欺といえますね。

もしトラブルになったら…

看板だけ変えて今も営業中!

この社労士、その後、事務所の名前を変えて営業しています。しかし、HPのドメインは以前のまま…。脇が甘いというか何というか…。「弁護士との契約禁止」だったのも、こういった理由だったと推測できます。

障害年金請求は自分でできます

結局、社労士への信頼を失い、自力で障害年金請求に挑戦!転院先の先生が理解ある先生だったという幸運も重なり、障害年金請求し、無事、年金請求が可能とされました。

その先生によると「社労士なんかインチキばっかり!」とのこと。医療界と社労士界との信頼関係が完全に崩れてしまっていることがよくわかるエピソードですね。

今ではYouTubeでも障害年金請求の方法を解説する動画も見受けられますし、こうした“無知”に付け込む悪質な仕業は駆逐されていくことをねがうばかりです。

労務士会に相談しよう!

それでも解決が難しく、訴訟問題に発展しそうなほどのトラブルに巻き込まれたときは、証拠収集の専門家であるファミリー調査事務所にご相談下さい。

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