三重県でのストーカーによるつきまといは、被害者の生活に深刻な影響を与える問題です。
1人で抱え込まず、ストーカーの相談窓口に連絡することで、被害を早期に食い止めることができます。
この記事では、最新のストーカー被害統計、三重県のストーカー重大事案、そして探偵事務所ができる対策まで、三重県のストーカー情報を解説します。
少しでも不安を感じたら、この記事を参考に、ストーカー対策を実施しましょう。
目次
1. 三重県のストーカー被害の現状(2023-2024年)
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まず、三重県のストーカー被害の現状について解説します。
1-1. 三重県内のストーカーの相談件数と推移

警察庁が発表した令和6年(2024年)の統計によると、全国のストーカー相談件数は19,567件で、前年比276件(1.4%)減少したものの、依然として高い水準で推移しています。
(出典:警察庁 1- 令和6年におけるストーカー事案)
三重県警察の統計データによると、県内のストーカー相談件数は近年、以下のように推移しています。
三重県のストーカー相談件数の推移
- 令和5年(2023年):約217件
- 令和6年(2024年):約226件(前年比4.0%減
(出典:三重県警察 三重県内の治安情勢(令和6年中))
三重県では令和5年から令和6年にかけて若干の減少が見られますが、これは相談件数が減ったのではなく、警察の積極的な対応により早期解決が進んだ結果と考えられます。
実際、2024年に全国都道府県公安委員会が出したストーカー規制法に基づく禁止命令は全国で過去最多の2,415件(令和6年)に達しており、警察の対応は年々強化されています。
1-2.全国のストーカー被害者の属性

警視庁が発表しているスートーカー事案の概況によると、全国の令和6年のストーカー相談者には以下のような傾向が見られます。
性別:女性が約79.5%、男性が約20.5%
年齢層:20代が約37%(最も多い)
30代が約23%
40代が約18%
10代が約8.6%
50代以上が約11.8%
(出典:警視庁 ストーカー事案の概況)
三重県のストーカー被害者の具体的な属性は発表されていません。
しかし、ストーカー被害はどの地域でも発生する問題であり、三重県も例外ではありません。
2.【実例】三重県内で発生したストーカーの重大事案

2-1.四日市市の殺傷事件

2022年1月25日深夜、三重県四日市市の路上で男女2人が刃物で襲われ、桑名市の会社員伊藤信幸さん(54)が死亡、パート女性(43)が重傷を負う事件が発生しました。
加害者は女性の元交際相手の30代男性で、事件後に焼身自殺を図りました。
この事件で特に深刻なのは、被害者らが約2年前から5回にわたり三重県警にストーカー・暴力被害を相談していた点です。
2021年12月には元交際相手が2人の車のタイヤをパンクさせる器物損壊事件を起こし、逮捕され罰金50万円の略式命令を受けました。
釈放後の2022年1月14日、三重県警はストーカー規制法に基づく禁止命令を発令しましたが、わずか11日後に凶行に及びました。
2-2.松阪市での55歳のストーカー逮捕事例

2025年11月、松阪市で55歳の男性がストーカー行為等の規制等に関する法律違反の疑いで逮捕されました。
男性は9月中旬から10月中旬にかけて、県内在住の50代女性宅付近を繰り返しうろつくなどの行為を行いました。
2人は知人関係で、男性が一方的に恋愛感情を抱いていましたが、女性は明確に拒絶していました。
この事例では、女性が早期に警察に相談し、つきまとい行為の日時や場所を詳細に記録していたことが、迅速な逮捕につながりました。
四日市市の悲劇とは対照的に、重大事件に至る前に解決した成功例です。
知人関係でもストーカー規制法の適用対象となること、中高年の加害者も増加していることを示しています。
3.三重県のストーカー事案から学ぶ早期対応の重要性

四日市市の事件と松阪市の事例は対照的な結果を示しています。
松阪市では早期相談と証拠記録により重大事件を防げましたが、四日市市では相談を繰り返していても禁止命令後の警護が不十分で悲劇が起きました。
ストーカー被害では「様子を見よう」という判断が被害を拡大させます。
違和感を感じた時点で警察や専門家に相談し、日時・場所・行為内容を詳細に記録することが重要です。
また、禁止命令が出されたら安心するのではなく、むしろ最も警戒すべき時期と認識し、一時避難や引っ越し、探偵による24時間監視なども検討してください。
加害者が自暴自棄になり、最も危険な行動に出る可能性があります。
ストーカーには早めの対策が重要です。
4.三重県内で報告されるストーカーの手口

三重県内で報告されるストーカー行為は、全国の傾向と同様に多様化・巧妙化しています。
ここでは、三重県で報告されているストーカーの手口とその対策を解説します。
4-1.つきまとい・待ち伏せ・押しかけ

つきまとい・待ち伏せ・押しかけは、ストーカー被害の中で最も多く報告される古典的な手口です。
三重県内では、津市や四日市市などの通勤・通学者が多いエリアで特に多く発生しています。
被害者の自宅前、最寄り駅、勤務先の入口、よく利用するスーパーやコンビニの周辺など、日常的な行動範囲内で加害者が待ち構えています。
4-2.無言電話・執拗な連絡

無言電話や執拗なメール・LINEの送信は、ストーカー被害において最も件数が多い手口の1つです。
三重県内でも、特に若年層の被害者からの相談が増加しています。
一日に数十回から数百回の電話やメッセージが送られてきます。
内容は「会いたい」「なぜ無視するのか」といった懇願から、「裏切り者」「後悔させてやる」といった脅迫的なものまで多岐にわたります。
4-3.監視・盗撮・盗聴

監視・盗撮・盗聴は、被害者のプライバシーを著しく侵害する悪質な手口です。
三重県内でも、技術の進歩に伴い、小型カメラやGPS機器、紛失防止タグ(AirTag、Tileなど)を使った監視被害が増加しています。
令和7年の法改正により紛失防止タグの悪用は明確に違法となりましたが、依然として被害は後を絶ちません。
近年では、SNSの投稿から被害者の居場所や行動を推測する「サイバーストーキング」も増えています。
4-4.SNS・インターネットを使った嫌がらせ

SNSやインターネットを使った嫌がらせは、スマートフォンの普及とともに急増している現代型のストーカー手口です。
三重県内でも、特に10代から30代の年齢層を中心に被害が拡大しています。
典型的な手口としては下記のようなものがあります。
- 被害者のSNSアカウントに執拗にコメントやダイレクトメッセージを送る
- 誹謗中傷のコメントを繰り返す、被害者の写真や個人情報を無断で拡散する
- なりすましアカウントを作成して虚偽の情報を流すなど
4-5.嫌がらせの手紙や汚物の送付・器物損壊

嫌がらせの手紙や汚物の送付、器物損壊は、被害者に直接的な恐怖と物理的な損害を与える悪質な手口です。
三重県内でも、エスカレートしたストーカー事案で報告されるケースがあります。
典型的なケースは下記の通りです。
- 被害者の自宅郵便受けに汚物をいれる
- 嫌がらせの手紙や小包を送付する
- 動物の死骸、不快な物品を投函する
- 玄関前に生ごみをまき散らす
- 車のタイヤをパンクさせる
- 車体にキズをつける
- ペットに危害を加えるといった行為
これらの行為はストーカー規制法だけでなく、器物損壊罪、動物愛護法違反、軽犯罪法違反など、複数の刑法に抵触する可能性があります。
5.ストーカー規制法と三重県迷惑防止条例の違い

ストーカー行為は、「ストーカー規制法」と「三重県迷惑防止条例」の2つの法律で規制されています。
どちらが適用されるかは、行為の背後にある感情によって異なります。
ここでは、対象となる行為や感情・罰則について解説します。
5-1. ストーカー規制法と三重県迷惑防止条例の比較表

| 項目 | ストーカー規制法 | 三重県迷惑防止条例 |
| 対象となる感情 | 恋愛感情またはそれが満たされなかったことへの恨み | 悪意・恨み・ねたみ(恋愛感情意外) |
| 典型例 | 元恋人への執着、一方的な恋愛感情 | 仕事上のトラブルによる嫌がらせ、個人的な恨み |
| 行為の反復性 | 繰り返し行われることが要求 | 1回でも処罰対象になる場合あり |
| 罰則 | 最大懲役2年 200万以下の罰金 | 最大懲役6月 50万以下の罰金 |
(参照:e-Gov法令検索「ストーカー行為等の規制等に関する法律」)
(参照:「公衆に著しく迷惑をかける暴力的不良行為等の防止に関する条例」)
5-2.ストーカー規制法と三重県迷惑防止条例の罰則対象となる感情の違い

ここでは、ストーカー規制法と三重県迷惑防止条例の罰則対象となる、感情の違いについて解説します。
ストーカー規制法の罰則対象となる「恋愛感情」
ストーカー規制法の罰則対象は、以下のような感情が対象です。
- 「好きだから会いたい」「付き合いたい」
- 「別れたくない」「復縁したい」
- 「振られたから嫌がらせしてやる」「新しい恋人が許せない」
つまり、恋愛感情そのものだけでなく、恋愛感情が満たされなかったことへの恨みも含まれます。
三重県迷惑防止条例の罰則対象となる「悪意」
三重県迷惑防止条例の罰則対象は、以下のような感情が対象です。
- 「仕事でトラブルになったから仕返ししたい」
- 「お金を貸したのに返さないから嫌がらせする」
- 「気に入らないから困らせてやろう」
恋愛感情とは無関係の、純粋な悪意や恨みが対象です。
どちらの法律が適用されるか判断が難しいケース
実務上、以下のようなケースでは判断が難しい場合があります。
- 職場の同僚が一方的に好意を抱いている(本人は恋愛感情と主張、被害者は職場の嫌がらせと認識)
- 元交際相手が金銭トラブルを理由につきまとう(恋愛感情と金銭問題が混在)
こういった場合、警察は総合的に判断し、適切な法律を適用します。
ただし、どちらの法律が適用されるかよりも、まず警察に相談することが重要です。
6.ストーカー規制法が改正されたポイント【2025年】
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令和7年(2025年)12月、ストーカー規制法の一部が改正されました。
この改正は、「紛失防止タグ」(AirTag、Tileなど)を悪用したストーカー被害が急増していることを受けてのことです。
三重県内でも、この改正によって救われる被害者が増えることが期待されています。
改正された主なポイントを詳しく解説します。
6-1. 【改正ポイント1】紛失防止タグの悪用を新たに規制対象に

今回の改正法では、以下の行為が新たに規制対象となりました。
被害者の承諾なく、バッグ、車、自転車、衣服などに紛失防止タグを仕込む行為が禁じられています。たとえ交際中であっても、相手の同意なく取り付けることは違法です。
紛失防止タグが発する識別信号(Bluetooth信号など)を使って、被害者の位置情報を無断で取得・記録・送信する行為も規制されます。
(参照:警察庁 ストーカー行為等の規制等に関する法律の一部を改正する法律(概要))
紛失防止タグの悪用は、GPS機器と同様にストーカー規制法の規制対象です。
6-2.【改正ポイント2】警察による職権での警告が可能に

これまで、警察がストーカー行為をやめるよう加害者に「警告」を出すには、被害者からの申出が必要でした。
しかし、被害者が申し出をためらうケースや、被害の深刻さを十分に認識できていないケースも多く、迅速な対応ができないという課題がありました。
改正法では、被害者からの申し出がなくても、警察が職権で書面による警告を出せるようになりました。
この改正により、以下のメリットがあります。
- 警察の早期介入が可能
- 被害者の心理的負担を軽減
- ストーカー行為のエスカレートの防止
早期に警告を出すことで、ストーカー被害の深刻化を防ぎ、四日市市で起こった重大事件を未然に防ぐことが期待されます。
(参照:警察庁 ストーカー行為等の規制等に関する法律の一部を改正する法律(概要))
6-3.【改正ポイント3】被害者への援助の主体拡大

被害者に対する援助の主体に、被害者の勤務先および学校が新たに追加されました。
これにより、警察は勤務先や学校と連携して、被害者の安全を確保できるようになります。
具体的な援助内容
- 勤務先への情報提供と警備強化の依頼
- 学校への通学路の安全確保や出入口でのチェック体制の協力依頼
- 加害者が勤務先や学校に現れた場合の迅速な通報体制の構築
(参照:警察庁ストーカー行為等の規制等に関する法律の一部を改正する法律(概要))
6-4.【改正ポイント4】被害者情報の提供禁止と警察による通知制度

改正法では、探偵業者など第三者が、ストーカー行為をするおそれがある者に対して被害者の情報を提供することを禁止する規定が新設されました。
また、警察は探偵業者などに対し、「情報提供先がストーカー行為等をするおそれがある者である」ことを通知し、情報提供を行わないよう求めることができます。
(参照:警察庁ストーカー行為等の規制等に関する法律の一部を改正する法律(概要))
7.三重県でストーカーに取れる対応

7-1.ストーカーへ警察が取れる対応

警察が取れる対応は下記のとおりです。
- 相談の受付と初期対応:初期相談の段階で、今後の対応方針、安全対策のアドバイス、利用できる支援制度などについて説明を受けられます。
- 警告の実施:ストーカー行為が認められる場合、三重県警は加害者に対して「警告」を行います。令和7年の法改正により、被害者からの申出がなくても、警察が職権で書面による警告を出せるようになりました。
- 禁止命令の発令:警告を受けてもストーカー行為を続ける場合、三重県公安委員会は「禁止命令等」を発令します。
- 緊急時の安全確保措置;三重県警では、ストーカー被害者の安全を守るため、GPS機能付きの緊急通報装置を無償で貸与しています。
- 逮捕・拘束:証拠が十分であれば、加害者を逮捕・拘束することができます。
- 警護・保護:被害者の安全を確保するための警護や一時的な保護も行います。
- 法的手続き:警察は検察に事件を送致し、裁判が行われるプロセスを開始します。
- 相談窓口:ストーカー犯罪に対する専門の相談窓口も設けられています。
警察の対応はケースによって異なるため、状況に応じて適切な措置が取られます。
| 三重県警察署 | 所在地:津市栄町1-100
059-222-0110 |
|---|
7-2.法的な解決策

つきまとい被害に対する法的な解決策はいくつかありますが、以下の手段が一般的に考慮されます。
- 仮処分・保護命令:裁判所に申し立てを行い、ストーカーに対して一定の距離を保つよう命じる仮処分や保護命令が出される場合があります。
- 民事訴訟:損害賠償請求を行うことで、ストーカーに対して金銭的な負担をかけ、その活動を抑制することが可能です。
- 刑事訴訟:重度のストーカー被害の場合、検察官がストーカーに対して刑事訴訟を起こすことがあります。有罪判決が下れば、罰金や懲役刑が科されます。
専門の相談機関・弁護士の利用
ストーカーが違法行為(盗聴、盗撮、不正アクセスなど)をしている場合、それらの証拠をしっかりと収集して警察に提出することが重要です。
ストーカー被害は非常に複雑な問題であり、専門の知識が必要な場合が多いです。
そのため、弁護士や専門の相談機関に相談することが有効です。
| 法テラス三重 | 三重県津市丸之内34-5 0570-078-344 |
|---|
7-3.三重県の具体的な支援内容

三重県での具体的な支援内容は、地域や問題によって異なりますが、以下のようなサービスが一般的です。
- 女性支援センターや相談機関:女性向けの支援センターや一般の相談機関を設けています。
- 心理的サポート:専門のカウンセラーや心理医療機関が心のケアを提供。緊急の場合には専門のホットラインもあります。
- 一時避難施設:ストーカー被害者が安全に過ごせるように、一時的な避難施設やシェルターが用意されています。
- 警察の介入:必要に応じて、地元警察がパトロールや張り込みを行い、加害者に警告や制止命令を出すこともあります。
- 地域ネットワーク:地域住民や商店街、学校などが協力して、情報共有や見守り活動を行う場合もあります。
これらの支援は多くの場合、匿名で利用でき、被害者のプライバシーと安全が考慮されています。
最新の情報は三重県の公式サイトで確認できます。
| 三重県庁のご案内 | 三重県津市広明町13番地 059-224-3070 |
|---|
8.【自己防衛】ストーカー被害から身を守る対策

ストーカー被害から身を守るための最も基本的な原則は、下記の4つです。
- 行動パターンを変更する
- SNSと個人情報を徹底管理する
- 周囲に情報を共有する
- 油断しない
ここでは、ストーカー被害から防衛する方法を解説します。
8-1.行動パターンを変更する

毎日同じ時間に同じルートで通勤・通学していると、加害者はあなたの行動を簡単に予測できます。
可能であれば、複数の通勤ルートを用意し、ランダムに使い分けることで待ち伏せのリスクを大幅に減らせます。
出勤時間も可能な範囲で毎日少しずつずらし、「予測不可能な動き」を心がけましょう。
8-2.SNSと個人情報を徹底管理する

現代のストーカー被害において、SNSや個人情報の管理は重要です。
三重県内でも、SNSの投稿から自宅や勤務先を特定され、被害がエスカレートした事例が多数報告されています。
InstagramやX、Facebookなどで何気なく投稿した情報が、加害者にとっては「あなたの居場所を特定する手がかり」になります。
すべてのSNSアカウントのプライバシー設定を見直し、投稿の公開範囲を「友達のみ」または「フォロワーのみ」に限定してください。
特にInstagramでは位置情報タグの使用やリアルタイムでの投稿を控えることが重要です。
8-3.周囲に情報を共有する

ストーカー被害は1人で抱え込まず、周囲の人々と情報を共有して協力体制を作ることが非常に重要です。
三重県内で被害を最小限に抑えた事例を見ると、家族、友人、職場の同僚、学校の教職員、近隣住民などが連携して被害者を守ったケースが多く見られます。
まず家族には必ず状況を伝え、帰宅しない場合の連絡体制、不審者が自宅に現れた場合の対応、緊急時の避難先などを事前に話し合っておきましょう。
また、家族のSNSアカウントからあなたの情報が漏れないよう、投稿内容にも注意してもらう必要があります。
8-4.ストーカーに油断しない

自己防衛策を講じる上で最も危険なのは、「もう大丈夫だろう」という油断です。
三重県内で発生した四日市市の殺傷事件でも、警察による禁止命令が出された後にわずか11日で凶行に及んでいます。
警告や禁止命令が出たからといって、加害者が必ずしも行動を止めるとは限りません。
むしろ、法的措置を取られたことで逆上し、被害がエスカレートするケースも存在します。
防犯カメラ、GPS機器、防犯ブザーなどは確かに有効ですが、それだけで完全に身を守るのは難しいでしょう。
これらはあくまで「補助的な手段」であり、基本的な警戒心と行動パターンの変更、周囲との連携が最も重要です。
9.探偵のストーカーへの対応

ストーカーの証拠が少ないと、警察が動いてくれないこともあります。
証拠が少なく、警察が動いてくれない場合、探偵の調査が有効です。
加害者の情報やストーカー行為の具体的な手口などを、探偵は調査します。
この章では、探偵が行う具体的な調査内容と、警察との使い分けについて解説します。
9-1.探偵が実施する証拠収集方法

探偵事務所は、警察とは異なる視点と手法で証拠収集を行います。
警察は犯罪が成立してから動く「事後対応」が中心ですが、探偵は被害が深刻化する前の段階から「予防的な証拠収集」が可能です。
尾行・張り込み調査では、加害者の行動パターンを詳細に把握し、つきまとい行為の瞬間を高性能カメラで撮影します。
日時・場所・状況が明確に記録された写真や動画は、警告や禁止命令の発令、刑事告訴を行う際に有効です。
専用の探知機器を使って自宅や車内に仕掛けられた機器を発見し、市販の簡易探知機では見つけられない高性能な機器も発見できます。
SNS・ネット調査では、匿名アカウントの特定、ネット上の誹謗中傷の証拠収集、デジタルフォレンジックの専門家と連携したIPアドレスの追跡なども実施します。
探偵による調査は、警察が動くための「きっかけ」となる証拠を提供する重要な役割を果たします。
9-2.加害者の特定・ストーカーの背景調査

加害者が不明な場合や、匿名での嫌がらせを受けている場合、探偵による身辺調査が非常に有効です。
探偵事務所では、SNSの匿名アカウントから実名を特定する調査、車のナンバーから所有者を調査、目撃情報や防犯カメラ映像からの人物特定などを行います。
投稿内容や使用している言葉、アクセス時間帯などから加害者の属性を絞り込み、デジタル調査の専門家と連携してIPアドレスの追跡も実施します。
加害者が特定できた後は、住所・勤務先の確認、過去のトラブル歴、家族構成・経済状況などの背景調査を実施し、加害者の危険度を評価します。
過去に同様のストーカー行為を繰り返している場合はより厳重な警戒が必要になり、こうした情報は今後の対策を立てる上で重要な判断材料となります。
9-3.ストーカー被害の警察への通報サポート

探偵事務所のもう1つの重要な役割は、警察への通報サポートです。
収集した証拠を警察が求める形式に整理し、時系列に沿った詳細な報告書を作成します。
被害届や告訴状の作成補助では、弁護士と連携して法的に有効な書類を作成します。
ストーカー規制法違反だけでなく、器物損壊罪、名誉毀損罪、脅迫罪など、複数の罪状での立件が可能なケースもあり、法律の専門家と探偵が協力することで、より強力な法的措置が実現します。
探偵が収集した証拠は、警察の捜査を大きく前進させ、警告や禁止命令の発令をスムーズにする効果があります。
9-4.警察と探偵の使い分け

警察と探偵では相談するタイミング、状況が異なります。
下記の表を、参考に警察か探偵に相談しましょう。
| 状況 | 警察に相談 | 探偵に依頼 |
| 加害者が判明している | ◎ | △ |
| 証拠が十分にある | ◎ | △ |
| 緊急性が高い(生命の危険) | ◎ | × |
| 証拠が不足している | △ | ◎ |
| 加害者が不明 | △ | ◎ |
| 警察が動いてくれない | × | ◎ |
10.三重県専門のつきまとい対策相談窓口

ここでは、三重県のストーカー対応に関してよくある質問について回答します。
Q1.警察に相談したら必ず加害者に連絡されますか?
A. いいえ。まずは匿名相談も可能です。警告を出す段階になって初めて加害者に連絡が行きます。相談段階では秘密厳守です。
Q2.迷惑防止条例とストーカー規制法はどちらが適用される?
A. ストーカー行為の背後にある感情によります。恋愛感情または恋愛が満たされなかったことへの恨みがあればストーカー規制法、それ以外の悪意であれば迷惑防止条例が適用されます。
Q4.警告を出してもらうまでの期間は?
A.状況によりますが、警告は比較的迅速に出されます。
Q5.証拠がない場合でも相談できますか?
A. はい、可能です。まずは警察に相談し、今後の証拠収集方法をアドバイスしてもらいましょう。探偵に依頼すれば証拠を集めることもできます。
Q6.一度だけのつきまといでも通報すべき?
A.はい。ストーカー行為は反復性が特徴ですが、1回目の時点で通報しておくことで、警察に記録が残り、再発時に迅速に対応してもらえます。
Q7.ストーカー加害者が逮捕された後の流れは?
A. 逮捕 → 取り調べ → 検察送致 → 起訴・不起訴の判断 → 裁判 → 判決、という流れです。被害者は証人として出廷を求められる場合があります。
Q8.県外からの加害者にも対応できる?
A. はい。ストーカー規制法は全国どこでも適用されます。相談すれば、加害者の居住地の警察と連携して対応します。
11.ファミリー調査事務所が実施するストーカー対策

ファミリー調査事務所は、三重県でのストーカー被害に対策可能な探偵事務所です。
県内の地理に精通し、県内全域で迅速な対応が可能です。
また、警察OBが在籍しており、警察が動くために必要な証拠を効果的に収集できます。
当事務所の強みは下記です。
- 三重県の地理に精通
- 警察OBが在籍(警察の対応を熟知し、効果的な証拠収集)
- 24時間365日対応(緊急時もすぐに駆けつけます)
- 弁護士・カウンセラーとの連携(法的措置・心のケアまでトータルサポート)
ファミリー調査事務所の提供サービス

ファミリー調査事務所は、下記のような調査サービスが提供可能です。
加害者の行動パターンを詳細に把握し、つきまとい行為の決定的瞬間を高性能カメラで撮影します。日時・場所・状況が明確に記録された証拠は、警察への相談や裁判で非常に有効です。
専用の探知機器を使って自宅や車内に仕掛けられた機器を徹底的に調査します。市販の簡易探知機では見つけられない高性能な機器も発見できます。
- SNSの匿名アカウントから実名を特定
- 車のナンバーから所有者を調査
- 目撃情報や防犯カメラ映像からの人物特定
- 住所・勤務先の確認、過去のトラブル歴、危険度の評価
被害者の自宅周辺や通勤ルートで警戒態勢を取り、加害者が現れた瞬間を記録します。緊急時には警察へ即座に通報し、被害者の安全を最優先に確保します。
収集した証拠を警察が求める形式に整理し、時系列に沿った詳細な報告書を作成します。三重県警への相談時には、調査員が同行して証拠の説明を行います。
ストーカー規制法違反だけでなく、器物損壊罪、名誉毀損罪、脅迫罪など、複数の罪状での立件可能性を検討し、最も効果的な法的対応を提案します。
三重県の無料出張相談が対応可能な地域
朝日町・伊賀市・伊勢市・いなべ市・大台町・尾鷲市・亀山市・川越町・木曽岬町・紀宝町・紀北町・熊野市・桑名市・菰野町・志摩市・鈴鹿市・大紀町・多気町・玉城町・津市・東員町・鳥羽市・名張市・松阪市・南伊勢町・御浜町・明和町・四日市市・度会町
12.三重県でストーカー被害でお困りの方はファミリー調査事務所へ

この記事では、ストーカーの最新統計データ、県内で発生した重大事案、そして探偵による実践的な対策など、解説しました。
この記事で伝えたい重要なポイントは以下の通りです。
- 「まだ大丈夫」と思わず、少しでも違和感を感じたら警察や専門家に相談
- 証拠が重要
- 一人でストーカー問題を抱え込まない
- 警察と探偵を使い分ける
- 心のケアを忘れずに
当事務所はストーカー対策に長年の経験があります。
現在ストーカー被害に悩まされているのであれば、ご連絡ください。
ご相談は、24時間365日受け付けています。

執筆者:Kazuya Yamauchi
探偵調査歴20年。国内外の潜入調査、信用に関する問題、迷惑行為、企業や個人生活での男女間のトラブルなど、多岐にわたる問題を解決してきました。豊富な経験と実績を基に、ウェブサイトの内容監修や執筆も行っています。



























