爆サイ(bakusai)は匿名掲示板の中でも利用者が多く、地域や業界の情報が集まりやすい一方で、悪意ある書き込みや根拠のない誹謗中傷が放置されるケースも少なくありません。
中には「名前を出された」「職場・お店が特定されて営業に影響が出た」といった深刻な被害に発展することもあります。
しかし、泣き寝入りする必要はありません。爆サイでの中傷被害は、書き込みの削除請求・発信者(加害者)の特定調査・法的措置によって解決可能です。
専門の調査機関や弁護士と連携することで、削除スピードの向上や確実な証拠収集ができます。
本記事では、実際の対処法・証拠保全の手順・注意点をわかりやすく解説します。
目次
爆サイでの誹謗中傷とは?

匿名掲示板ならではの悪質な書き込み
爆サイ(bakusai)は、地域ごとにスレッドが分かれており、地域密着型の情報掲示板として多くの利用者がいます。
その一方で、投稿が匿名で行えることから、悪意ある書き込みや根拠のない中傷が広がりやすいという問題もあります。
投稿内容がすぐに検索エンジンへ反映されるため、拡散力が非常に強く、短期間で被害が広がるケースが後を絶ちません。
名前や勤務先が晒されやすい特徴
爆サイでは、個人名・店舗名・勤務先などが具体的に書き込まれるケースが目立ちます。
中には「○○会社の△△という人」など、実名や在籍情報を伴う書き込みも少なくありません。
一度インターネット上に公開された情報は完全に削除することが難しく、信用や生活への影響が大きくなることもあります。
被害が放置される理由
誹謗中傷を通報しても、爆サイ運営側が「誹謗中傷には該当しない」と判断する場合があります。
また、削除申請が通っても反映までに時間がかかることも多く、被害が放置されたまま拡散してしまうことも少なくありません。
結果として、「泣き寝入り」や「諦める」人が多いのが現状です。
しかし、法的な削除依頼や発信者特定手続きを行えば、状況を改善できるケースも多くあります。
爆サイの誹謗中傷によるリスク

爆サイは地域密着型の掲示板であるため、同じ地域に住む人が見ると、たとえ本名や通称が書かれていなくても、誰のことを指しているのか特定されやすいという特徴があります。
狭いコミュニティほど噂は早く広がるため、放置すれば被害が拡大し、社会的信用を失うリスクもあります。早めの対応が重要です。
集客低下による業績へのダメージ
爆サイには、地域の店舗やサービスに関する悪評が投稿されることがあります。
「サービスが悪い」「ぼったくり」「接客態度が最悪」などの口コミは、集客力の低下につながり、結果的に売上や評判を落とす可能性があります。
イメージダウンによるPR案件の減少
爆サイで悪口やデマが拡散すると、真偽に関わらずイメージダウンは避けられません。
特にインフルエンサーや芸能関係の方は、広告・PR案件の減少など経済的損失に直結することもあります。
日常生活への支障と精神的ストレス
爆サイに書かれた内容は、地域の人には「誰のことか」推測されやすく、生活圏での人間関係にも影響します。
周囲の目が気になって外出を控えたり、職場や学校での居心地が悪くなるなど、精神的なダメージを受けるケースも少なくありません。
爆サイの誹謗中傷への初期対応

まずは証拠を保存する
誹謗中傷の投稿を見つけたら、まずは証拠の保存を行うことが最優先です。
削除されてしまうと後から証拠が残らず、発信者の特定や損害賠償請求が難しくなります。
投稿画面をスマートフォンやパソコンでスクリーンショットを撮り、URL・投稿日時・スレッド名を記録しておきましょう。
また、可能であれば「キャッシュ」や「ウェブ魚拓」などを取得しておくと、
削除後でも内容を確認できる場合があります。
これらのデータは、後に警察・弁護士・探偵に相談する際の重要な証拠となります。
削除依頼を行う
爆サイでは、被害者本人が「削除依頼フォーム」から申請を行うことで、特定の投稿を削除してもらえる可能性があります。
削除を希望する箇所のURLと理由を明記し、丁寧に依頼することがポイントです。
ただし、爆サイ運営が「誹謗中傷ではない」「単なる意見」と判断した場合は、削除が行われないケースもあります。
一般的に、実名・住所・勤務先・容姿への侮辱表現などは削除されやすく、
一方で、曖昧な表現や感想に近い投稿は削除されにくい傾向があります。
削除申請を行っても改善が見られない場合は、専門家への相談を検討しましょう。
警察・弁護士・探偵への相談タイミング
爆サイ上で「脅迫・個人情報の公開・名誉毀損」などの内容が見られる場合は、
早急に警察や弁護士、または探偵へ相談してください。
特に「殺す」「住所を晒す」などの書き込みは、刑法上の脅迫罪や名誉毀損罪に該当する可能性があります。
探偵事務所では、誹謗中傷の投稿日時・端末情報の追跡や、
被害証拠を法的に使える形式で報告書化するサポートが可能です。
早めの相談が、被害の拡大防止と加害者の特定につながります。
爆サイの誹謗中傷は警察に相談できるのか

犯罪に相当する誹謗中傷被害は警察も動く
誹謗中傷の書き込みが刑事事件となる犯罪に相当するものであれば、犯罪被害者として警察に相談することができます。
違法性が高く名誉毀損や侮辱罪にあたると判断された場合は、警察も優先して捜査を開始し犯人の逮捕へ向けて動き出します。
民事で解決できる問題に警察は動かない
一方で警察は「民事不介入」が原則であるため、犯罪と言えるレベルではない個人間で解決できる内容の問題や、掲示板への投稿削除を警察に依頼することはできません。
犯罪というレベルかどうか判断する基準は一般人が見極めるのは難しく、実際に警察に相談してみないことにはわからない部分もあります。
事件性が低く、犯罪と言えるレベルではない誹謗中傷被害は、基本的に警察は動いてくれないので注意しましょう。
誹謗中傷の犯人を訴えて損害賠償請求はできるのか

投稿内容によっては、書き込みを行った加害者に損害賠償請求を行なえる可能性があります。
損害賠償請求が認められるか否かは、その書き込みの内容が「名誉毀損」や「侮辱」に該当するかが重要なポイントです。
名誉毀損とは
名誉毀損とは、誹謗中傷によってある人の社会的な評価を低下させることを言います。
①不特定または多数の人に情報わたる公然の場であること
②社会的評価を低下させる可能性があること
③対象が特定される情報を含んでいること
④内容の真偽は問わず、真偽を確かめる対象となり得る具体的内容
侮辱とは
侮辱とは、名誉感情を侵害する行為を言います。
名誉感情とは、人が自身に対してもつ自己肯定感、人格的価値に対する意識や評価のことです。
人格を蔑視する言葉をかけたり、身体的欠陥を指摘して嘲笑することも侮辱に該当します。
バカ、あほ、死ね、ブス、ブサイク など
名誉毀損との大きな違いは、その人の社会的評価を低下させなくても成立するということです。
誹謗中傷は即解決!プロによるオンライン調査

爆サイへの削除依頼を出しても、実際はなかなか削除に至らないことがあります。
さらに、書き込みが見つからない・消された・スレッドが分散しているなど、被害状況の全体像を把握できないケースも少なくありません。
こうした場合は、泣き寝入りせずにプロのオンライン調査をご検討ください。
当事務所で行うオンライン調査の範囲
- 見つからない投稿の特定(断片的な表現・伏字・当て字・暗号化表現の洗い出し)
- 横展開・飛び火の追跡(他の掲示板/まとめサイト/SNS/ミラーサイトを縦断調査)
- 証拠収集と時系列整理(キャッシュ・魚拓・URL・投稿ID・日時の確保)
- 削除依頼の代行支援(各サイト基準に合わせた申請文章の作成・整備)
- 発信者特定の前捌き(ログが残る投稿の抽出、弁護士連携に耐える素材化)
- 調査報告書の作成(法的手続き・交渉に使える体裁で納品)
- 弁護士の無償紹介(名誉毀損・信用毀損・業務妨害に明るい弁護士と連携)
特に他サイトへの飛び火は被害拡大の主因です。爆サイで始まった投稿が、コピーサイト・まとめブログ・SNSに波及する前に、面で押さえる横断調査が有効です。
調査費用(わかりやすい日額制)
日額:35,000円(税込)/8時間
・軽微案件の初動(現況把握・主要スレ特定・証拠化)は4~5日が目安です。
・サイト数・キーワード数・飛び火状況により日数が増減します。
・ご相談・お見積りは無料。ご予算上限に合わせた運用も可能です。
進行中は、専用レポートで発見投稿一覧・拡散経路・削除可否見立てを共有します。途中段階でも使える証拠から順次お渡しし、迅速な削除申請や法的手続きへつなげます。
調査に関するよくあるご質問

投稿が見つかりません。伏字・隠語・当て字で書かれた内容も調べられますか?

はい。想定される暗号化ワードの展開表を作成し、AI解析と人力クロールを併用して当該投稿の候補を抽出します。類似スレや類似表現も網羅的に横断し、見落としを防ぎます。

爆サイ以外へ飛び火していないか、まとめて調べてほしいです。

まとめサイト・ミラー・SNS・画像系掲示板まで横断マッピングします。発見媒体ごとに削除可否の見立てと申請テンプレをご提供し、優先順位付けまで行います。

削除と発信者特定、どちらを先に進めるべきでしょうか?

被害拡大の抑止を優先し、削除申請+証拠化を即時に実施。そのうえで、ログが残る媒体から特定可能性の高い順に弁護士連携を進めます。案件特性に応じて最適な順序をご提案します。

途中経過はどのように共有されますか?

進捗は日次レポートで共有します(発見投稿一覧・証拠化状況・削除対応の進捗・次手アクション)。緊急性が高い場合はその場でご連絡し、迅速に対応します。
爆サイやネット掲示板での誹謗中傷に関する相談窓口

インターネット上での誹謗中傷は、放置すると拡散し、現実の生活や信用にまで影響を及ぼす恐れがあります。
だからこそ、泣き寝入りせず、早めに専門機関へ相談することが大切です。
ときには、法的手続きを視野に入れ、毅然とした態度で社会的責任を問うことも必要です。
一人で悩みを抱え込まず、専門家と共に確実な解決を目指しましょう。
ファミリー調査事務所では、爆サイをはじめとする掲示板・SNSでの誹謗中傷や風評被害に関するご相談を、24時間・無料で受け付けております。
状況を丁寧にヒアリングし、削除依頼・発信者特定・証拠収集など、最適な対応方法をご提案いたします。
ご相談は匿名でも可能です。まずは一度、あなたの状況をお聞かせください。
私たちが、ネット被害からの再出発を全力でサポートいたします。

執筆者:Rita Hayes / リタ・ヘイズ
教育業界で10年以上の経験を積んだ後、2023年4月FAM Investigation入社。海外事業部の立ち上げと責任者としての運営を担当。入社当初から、国際調査体制の構築やグローバルパートナーシップの形成に尽力し、同社の国際展開を牽引している。
専門分野は、OSINTを活用したオンライン調査、潜入、尾行、張込みなどのフィールド調査、海外調査案件のマネジメント。






















