メキシコでの調査を検討していますか?
言葉・治安・法制度の違いに不安を感じる方も多い中、日本人対応が可能な探偵による現地調査が注目されています。
本記事では、メキシコ調査の特徴・注意点・依頼前に知っておくべきポイントをまとめています。
英語版相談窓口のご案内
海外からの調査依頼や外国人ご依頼者からのお問い合わせ増加に伴い、ファミリー調査事務所では英語版のお問合せページを設置いたしました。
国境の壁を越え、グローバルな探偵活動を展開し、みなさまのお悩みに寄り添い問題解決のサポートをしてまいります。
Due to an increase in investigation requests from overseas and inquiries from foreign clients, we are pleased to announce the launch of our English inquiry page.
Breaking through borders, we are expanding our global detective services, offering support to address your concerns and provide solutions.
目次
メキシコについて
メキシコ(正式名称:メキシコ合衆国)は北米南部に位置し、アメリカと国境を接する国です。面積は日本の約5倍、人口は約1億3000万人を超え、今も増加中です。
首都・メキシコシティを中心に32の州で構成され、太平洋・メキシコ湾・カリブ海に面した地理的特性から、古代から文明と貿易の拠点として栄えてきました。
有名なマヤ文明やアステカ文明をはじめ、テオティワカンなどの古代遺跡が多く残る歴史豊かな国で、ユネスコ世界遺産も多数存在します。
現在、国内では主にスペイン語が使用されており、先住民族による50以上の言語も共存しています。
経済面では中南米で最も安定しており、将来的には日本を上回るGDPになると予測されています。
メキシコに進出する日系企業も増加中
メキシコは、アメリカとの貿易協定(USMCA)を背景に、外資誘致が活発です。日本企業も約1,200社が進出しており、自動車・製造業・物流などを中心に広がりを見せています。
日本からのアクセスは、成田空港からメキシコシティへの直行便があり、約13時間で到着。アメリカ経由では乗継含め約16〜19時間、往復27万円前後が目安です。
また、観光地としても人気が高く、世界遺産の文化遺産27件・自然遺産6件・複合遺産2件が登録され、訪れる価値のある国といえます。
メキシコの治安|調査を検討する方へ重要な情報
一方で、メキシコの治安は地域によって大きく異なり、特にアメリカ国境付近では
マフィアや麻薬カルテルの抗争が頻発しています。
首都メキシコシティやグアダラハラといった大都市でも、失業や経済不安を背景に強盗・窃盗・誘拐・詐欺・薬物犯罪などが日常的に発生しています。
麻薬カルテルによる殺人事件は月1,000件を超え、政府関係者や警察までもが関与する腐敗構造が問題視されています。
実際に調査依頼があるケースとしては、以下のような事例があります。
- 進出企業の現地パートナーの信用調査
- 行方不明になった関係者の所在確認
- 現地での交際相手の素行・身辺調査
メキシコでは調査活動にあたって高いリスク管理が求められ、現地のネットワークや法令知識を持つプロの協力が不可欠です。
当事務所では、海外調査に特化したチームが現地エージェントと連携し、合法かつ安全に調査を進行しています。
トラブルが起きてからでは遅いからこそ、まずは情報収集の段階から私たちにご相談ください。
メキシコで探偵に調査を依頼する主なケース
配偶者・恋人の浮気調査(出張・単身赴任中など)
「海外出張中の夫の様子がおかしい」「現地に駐在している恋人が最近連絡をくれない」――
このような不安から、メキシコでの浮気調査をご依頼いただくケースは少なくありません。
現地での行動パターンや接触相手を把握し、写真・映像などの証拠を収集。
日本では難しい情報も、
現地探偵とのネットワークを活用して調査可能です。
日本人・外国人パートナーの所在確認や安否確認
「連絡が取れなくなった」「音信不通になった日本人パートナーが現地にいるはず」
といったケースでは、所在確認や安否の確認が可能です。
事件や事故の可能性が否定できない場合は、早期対応が重要です。
居住地や滞在先の調査を通じて、現地の情報をもとに確認を進めます。
詐欺・投資トラブルの実態調査
メキシコに関する国際詐欺・投資トラブルも年々増加しています。
特に現地法人を装った詐欺や、SNS・出会い系を通じた投資勧誘などが多く、
「振り込んだが連絡が途絶えた」「会社の実態がないかもしれない」といった状況では、
現地調査を通じて詐欺の有無・実態・関係人物を明らかにします。
現地企業や取引先の信用調査(法人向け)
メキシコに進出・取引を検討している企業様からは、現地法人の信用調査の依頼を多くいただいています。
法人登記・代表者情報・財務状況・従業員構成・取引実績など、日本では取得が難しい現地の内部情報を含め、
ビジネス上のリスクを事前に把握することが可能です。
契約や投資の前に、
信頼できる相手かどうかを見極める手段としてご活用ください。
日本とメキシコの調査環境の違いとは?
治安・地域差(都市と地方での調査難易度)
日本と比べ、メキシコでは治安の悪化が調査に大きく影響します。
特に地方や国境地帯ではマフィアやカルテルの影響力が強く、一般人でも危険に巻き込まれるリスクがあります。
また、都市部と地方では警備体制や監視カメラの設置状況にも差があり、
エリアによって調査の難易度やリスクが大きく異なります。
プライバシーや監視に関する法律事情
日本では比較的柔軟な調査活動が可能ですが、メキシコではプライバシー保護や撮影・尾行に関する規制が厳格です。
無許可での尾行・盗撮・録音などは違法行為として処罰対象となる可能性もあり、
現地の法律を理解していない探偵や個人の動きはトラブルにつながるリスクがあります。
スペイン語圏での情報収集の壁
公的記録、SNS、関係者への聞き取り調査など、メキシコでの情報収集はスペイン語が必須です。
翻訳ツールでは対応できないニュアンスや専門用語、法的表現の違いも多く、
現地とのやり取りには言語・文化・法制度に通じた専門人材が欠かせません。
※当社では、バイリンガル探偵や現地コーディネーターが在籍しており、
現地法律に準拠しながらも、的確かつ安全な調査を遂行できる体制を整えています。
メキシコで調査を成功させるためのポイント
現地ネットワークと連携できる探偵事務所を選ぶ
メキシコでの調査は、現地事情に通じた
コーディネーターや提携探偵の有無が大きく左右します。
言語・文化・治安・法制度の壁を乗り越えるには、
現地とリアルタイムで連携できる体制を持つ事務所を選ぶことが必須です。
当社では、現地エージェントと緊密に連携した調査網を確保しています。
事前に調査目的・範囲を明確にする
「とにかく調べてほしい」ではなく、目的・ゴール・必要な情報の種類をはっきりさせることで、
調査の精度・効率・成功率が大きく変わります。
たとえば、「浮気相手の身元特定が目的」か「行動の記録がほしい」のかによって、
尾行・張り込みの時間帯や調査範囲も変わります。
証拠を“使える形”で報告書にしてもらう(裁判提出・交渉材料)
調査の目的が裁判や交渉での使用であれば、
報告書の形式や証拠の質も重要です。
- 時系列付きの報告書
- 日時入りの写真や映像
- 行動の客観的記録
これらが法的効力を持つ資料として成立するよう、プロ仕様のレポートで提出されるか事前に確認しておきましょう。
メキシコ探偵調査の相談事例
浮気・不倫調査
メキシコでの浮気・不倫調査は増加傾向にあります。
出張や現地在住中の配偶者・恋人に不安を感じたとき、行動や接触相手の確認が可能です。
- カンクンで店を営む夫の様子を知りたい
- メキシコ人男性と親しくしている妻が気になる
- バヒオ地区の婚約者の素行が不安
密会の証拠やホテル出入りの写真・映像など、交渉や離婚手続きに使える形でご報告します。
人探し調査
メキシコで行方不明になった方、連絡が取れない相手の所在確認にも対応可能です。
- 留学中の彼女と突然連絡が途絶えた
- メキシコにいる息子の居場所を知りたい
- グアナファト州の主人の勤務先を調べたい
SNSや掲示板、現地での聞き込みも活用し、少ない情報から調査します。
在メキシコ日本国大使館
Embajada del Japón en México
所在地:Paseo de la Reforma 243, Torre Mapfre Piso 9, Ciudad de México, CP 06500
電話:(+52) (55) 5211-0028
※大使館では行方不明者の調査対応は行っていません。
信用調査(企業・個人)
ビジネスや個人間の取引トラブルを防ぐには、事前の信用調査が重要です。
- メキシコ企業と契約前に実態を確認したい
- 投資話を持ちかけてきた相手の身元を調べたい
- 通訳者・仲介者の信用性を把握したい
法人登記・代表者情報・過去のトラブル歴などを調査し、交渉前にリスクを可視化します。
メキシコ調査エリアと安全確認のポイント
メキシコ全土の調査を対応可能ですが、エリアによっては治安に深刻なリスクがあり、
事前の安全確認が不可欠です。
調査対応エリア | 32州対応(一部外務省や渡航情報で「渡航中止勧告」が出ている地域は、追加のリスク説明が必要です) |
---|
リスクが特に高いエリア(渡航中止/再考推奨)
- 渡航中止:コリマ、ゲレロ、ミチョアカン、シナロア、タマウリパス、サカテカス
- 再考必要:バハカリフォルニア、チアパス、チワワ、グアナフアト、ハリスコ、モレロス、ソノラ
注意が必要な都市部(警戒強化)
観光地でも安全とは限りません。人気リゾート地・カンクンやトゥルム周辺では、軍による警備強化が進められていますが、依然として銃撃や誘拐などの事件が報告されています。
比較的安全とされるエリア
ユカタン州は「通常の注意」で足りる数少ない地域です。メリダ市も「平和の都市」として知られています。
上記の情報を踏まえたうえで、
調査前に必ずエリアごとのリスクを精査し、ご相談ください。必要に応じて、現地安全情報をもとにした入念なプランニングを行います。
探偵選びで後悔しないために|まずはご相談ください
メキシコでの調査を成功させるためには、以下のポイントが欠かせません。
- ✔ メキシコ現地での具体的な調査実績があるか
- ✔ 日本語での相談・報告がスムーズにできるか
- ✔ WAD・CIIなどの国際調査ネットワークに加盟
- ✔ 守秘義務を徹底し、証拠として使える報告書がもらえるか
ファミリー調査事務所なら、これらすべてに対応可能です。
海外調査の豊富な実績と、国際探偵機構(WAD)・世界探偵協会(CII)への加盟による信頼性、
そして日本語でのきめ細やかなサポート体制を整えております。
ご相談は匿名・無料・秘密厳守で承っております。

執筆者:Rita Hayes / リタ・ヘイズ2025年8月8日
教育業界で10年以上の経験を積んだ後、2023年4月FAM Investigation入社。海外事業部の立ち上げと責任者としての運営を担当。入社当初から、国際調査体制の構築やグローバルパートナーシップの形成に尽力し、同社の国際展開を牽引している。
専門分野は、OSINTを活用したオンライン調査、潜入、尾行、張込みなどのフィールド調査、海外調査案件のマネジメント。
ファミリー調査事務所 お問い合わせフォーム
ご連絡をいただいたら24時間以内に返信いたします。
お急ぎの方は、こちらから折り返しお電話するので、お名前・電話番号の記入のみでけっこうです。