就職活動や転職活動を経てようやく見つかった新しい職場。
未来に期待をふくらませて入社したはずが、その実態がブラック企業だったケースは少なくありません。
あなた、あるいはあなたの大切な家族が入社後に、職場や働き方に対して違和感や実際に何かの被害を受けている場合には、早めの対応が必要です。
我慢には限界があります。まだ正常な判断ができるうちに、自分の身を守りましょう。
一人で解決できないことがあれば、まずはお気軽にご相談ください。

執筆者:波多野 里奈2023年11月20日
教育学をはじめ臨床心理学、行動心理学を学び、人が抱える悩みや問題に寄り添いサポートすることを得意とする。結婚や離婚に関する問題、素行調査に関する相談解決実績多数。英語の語学力を生かし海外探偵調査の相談窓口を担当。
目次
ブラック企業の特徴とは

ブラック企業の特徴は多岐にわたりますが、以下に一般的な特徴をまとめました。
ブラック企業の特徴6選
過重労働と長時間労働
ブラック企業では、従業員に対して極端な過重労働や長時間の労働を要求することがあります。法定の労働時間を超えた残業が横行していることが一般的です。
低賃金と不適切な給与体系
従業員に対して低賃金を支給し、適正な給与体系が欠如していることがあります。残業代が支払われない、不透明な給与制度が導入されているなどが問題となります。
労働環境の劣悪
ブラック企業では、働く環境が劣悪であることがあります。適切な休憩時間が確保されていない、労働条件や安全基準が無視されているなどが挙げられます。
パワハラやセクハラの蔓延
上司や同僚からのパワーハラスメントやセクシャルハラスメントが横行していることがあります。これにより、労働環境が悪化し、従業員のメンタルヘルスに悪影響を与えることがあります。
正当な権利の侵害
労働基準法や社会保険法などの法令を遵守せず、正当な権利が侵害されることがあります。例えば、違法な解雇や労働条件の不当な変更などが挙げられます。
労働組合の制約
ブラック企業では、労働組合の結成が難しく、従業員が適切に声を上げにくい状況が生まれることがあります。これにより、従業員の権利擁護が難しくなります。
他にも次のような特徴があります。
- 離職率が高い
- 残業時間が長い
- 休みがとれない
- 求人掲載内容とかけ離れた労働実態
- 辞めさせてくれない
ブラック企業勤による被害とは?

ブラック企業での勤務による被害は多岐にわたりますが、主なものを以下にまとめました。
被害事例5選
過重労働と健康被害
過度な残業や長時間労働により、過労やストレスが増大し、身体的・精神的な健康被害を被ることがあります。適切な休息や時間を確保できず、ストレスや疲労が蓄積されます。
給与の低下と経済的な負担
極端な低賃金や適切な残業代の支給が行われず、経済的な負担が増えることがあります。労働に見合った給与を受け取れないことで生活水準が下がることもあります。
劣悪な労働環境と健康リスク
劣悪な労働環境下での仕事は、体調を損ねる可能性があります。適切な休息や環境が確保されないことで、ストレスや疲労から病気にかかるリスクが高まります。
精神的・心理的苦痛
パワハラやセクハラ、過酷な業務条件などが精神的苦痛を引き起こす可能性があります。職場のストレスや不適切な扱いにより、メンタルヘルスに悪影響を及ぼすことがあります。
キャリア形成の妨げ
ブラック企業での経験は、その業界での信用やキャリア形成に悪影響を及ぼすことがあります。正当なスキルや経験を積む機会が制限され、将来のキャリアに影響を及ぼすことも考えられます。
他にも次のような被害事例があります。
- うつ病
- 不当な解雇
- 過労死
なぜ辞めたいのに辞められないのか?
本人の意思を徐々に奪っていき、支配的な上下関係を構築していきます。
- 「休日のサービス出勤は当たり前だし周りに置いていかれるよ」
- 「仕事が終わらないのに定時で帰るなんて無責任だよね」
- 「君が仕事ができないからこんなふうに言われても仕方ないよね」
など、企業側が従業員の労働力を搾取してその対価を払わない言い訳を正当化します。
ひどいケースだと、毎日のように暴言や暴力行為を受け精神崩壊させられることもあります。
誰かに相談することができればいいですが、労働環境の異常性に気づくまで時間がかかったり、自分が悪いから仕方ないと洗脳されてしまっている可能性もあります。
ブラック企業に対してどのような対策ができるか?

自分に不利な条件にならないよう退職する
ブラック企業での劣悪な労働条件に耐え難い場合、まずは自分の健康や幸福を最優先に考え、転職や退職を検討することが重要です。
不当な解雇が行われることもあるので、いきなり退職を伝える前に念入りな準備をしておきましょう。
違法性がある場合には、法的措置をとる
労働基準法やその他の法令に違反している場合は、法的な手段を活用しましょう。
弁護士や労働組合に相談し、不正な雇用条件や不当な扱いに対処するための法的措置を検討します。
そのためには、法令に違反している実態調査による証拠収集が必要になります。
探偵に依頼することで、秘密裏に被害実態の証拠収集が可能です。
証拠を元に、法的措置へと進むサポートをさせていただきます。
精神的苦痛を理由に慰謝料を請求する
ブラック企業での経験が精神的な苦痛を引き起こした場合、その影響を証明し、慰謝料を請求することができます。
専門の労働問題弁護士と相談し、具体的なケースに基づいた適切な対処を検討します。
そのためには、慰謝料請求が認められる被害実態の証拠を提出する必要があります。
探偵に依頼することで、秘密裏に被害実態の証拠収集が可能です。
探偵調査でできること

ブラック企業に入社し何らかのトラブルを抱えている場合、探偵調査で次のような調査やサポートを行なうことができます。
- 被害実態を明らかにする調査
- 被害を立証する証拠収集調査
- 法的措置をとる場合のサポート
- 専門弁護士の無償紹介
- その他不安を解消するためのアフターサポート
ブラック企業調査の相談窓口

ブラック企業の被害実態は、第三者から把握することが難しい特徴があります。
社内でのトラブルやハラスメントなど、自分一人では解決できないことがあれば、まずお話をきかせていただき、どのような調査やサポートが可能かご提示させていただきます。
まずはお気軽に無料相談にてお問い合わせくださいませ。ご連絡お待ちしております。