交通事故の真相が不明、過失割合に納得がいかない…。そんなとき、探偵による交通事故調査が力になります。
証拠写真や現場検証、関係者の聞き込みなどを通じて、事故の経緯を客観的に立証。保険交渉や裁判対策にも役立ちます。
探偵が行う交通事故調査とは
虚偽の主張や違法請求の裏付け調査
交通事故において「ぶつけられたのは嘘」「壊れてない車を修理した」といった虚偽の申告をするケースがあります。探偵は客観的な証拠をもとに、実際の損傷の有無や破損個所の整合性などを調査し、事実関係を明らかにします。
実態と異なる通院記録の調査
実際には通院していないにも関わらず、保険金請求のために整骨院や接骨院への通院を装うといった詐欺まがいの行為も発生します。探偵は張り込みや聞き込み調査を通じて、その人物が実際に通っているのかどうかの裏付けを取ることができます。
保険金詐欺・過失割合の虚偽を見抜く
事故の被害状況を大きく見せかけて、不当に高額な保険金を得ようとする行為は重大な問題です。また、過失割合を操作しようとする加害者・被害者双方の虚偽申告もあります。探偵は、現場の状況や車両の痕跡などを再調査し、正確な事故状況を再構成します。
過失割合の確認とは?
過失割合の確認とは、交通事故において当事者それぞれにどれくらいの責任があるかを数値で表すものです。
例えば「8:2」「5:5」などのように表され、保険会社の賠償額や示談の内容に大きく影響します。
✔ なぜ重要?
- 示談金や慰謝料の金額が大きく変わる
- 自分の責任割合が記録に残る
- 裁判に発展した場合の判断材料になる
探偵ができる調査内容
- 事故現場の再確認・現地調査
- 相手方の虚偽申告がないか確認
- 監視カメラ映像・ドライブレコーダーの分析
- 目撃者の証言収集
- 調査報告書の作成・保険会社への提供
保険会社が出す過失割合は絶対的な基準ではありません。
納得がいかない場合は、探偵事務所や弁護士など第三者の調査で反証することが可能です。
よくある交通事故調査の依頼例
事故状況が食い違っている
加害者・被害者の主張がまったく異なり、「言った言わない」の争いになっているケースでは、探偵が現地調査を行ない、目撃者探しや現場再確認を通じて真実を明らかにします。
被害者が通院していない疑いがある
「毎日通院している」と主張する被害者が、実際には病院や接骨院に通っていないこともあります。保険金詐欺の可能性がある場合、探偵が尾行・張り込み調査で実態を確認します。
物損が誇張されている
「バンパー全体が壊れた」と言われたが、目視ではほとんど傷がなかった――。このような誇張請求・水増し修理の疑いに対して、探偵が事故当日の写真や状況記録を収集し裏付けを行ないます。
事故の加害者が失踪・連絡が取れない
保険手続きの前に、加害者が逃げて連絡が取れないという相談も少なくありません。探偵による所在調査や勤務先調査により、相手の身元を特定することができます。
当て逃げの車両・人物を特定したい
防犯カメラの映像を調べる、近隣住民への聞き込みを行なうなど、>当て逃げ事件の加害者特定を目的とした調査依頼もあります。証拠が残っていれば立件や請求の足がかりになります。
探偵に交通事故調査を依頼するメリット
客観的な証拠を収集できる
探偵は専門的なスキルと機材を用いて、事故の現場状況や関係者の行動を記録します。第三者による客観的証拠は、裁判や保険請求での信頼性が高まります。
嘘の主張を見抜ける
「通院しているはずの相手が実は自宅にいた」「壊れていると言われた車が無傷だった」など、虚偽の申告や不正請求に対して、証拠をもとに真実を明らかにできます。
警察や保険会社が動けない部分も調査可能
警察や保険会社は業務範囲が限られているため、証拠が不十分だと動いてくれないこともあります。探偵は依頼者の意向に沿って、柔軟に調査を行うことが可能です。
裁判・示談に向けた準備が整う
探偵が収集した映像・写真・記録データは、弁護士との連携や訴訟の証拠としても有効です。示談交渉を有利に進めるための材料にもなります。
身元・所在の特定もできる
相手方が逃げてしまった場合でも、所在調査や勤務先の特定などを通じて、請求や連絡の足がかりを得ることができます。
交通事故調査の料金と期間
調査料金の目安
交通事故調査の料金は、調査内容・日数・難易度・必要な人員数によって変動します。おおよその目安は以下の通りです。
- 簡易調査プラン:100,000~200,000円(税込)
- 中程度の難易度:200,000~400,000円(税込)
- 証拠収集+張り込みを含む本格調査:500,000円以上
※正式な費用は、無料相談後のお見積りにてご案内いたします。
調査にかかる期間の目安
調査期間は、対象者の行動パターンや調査範囲によって異なりますが、目安は以下のとおりです。
- 短期調査(証拠確認のみ):1日~1週間程度
- 中期調査(張り込み・尾行含む):1週間~3週間
- 長期調査(継続的な証拠収集):1ヶ月以上
※調査のスピードを優先したい場合や、相手の所在が不明な場合などは別途プランをご提案します。
交通事故調査の無料相談窓口
「事故の真実を知りたい」「相手の主張に納得できない」「保険会社の対応に不安がある」──そんな時は、探偵による交通事故調査という選択肢をご検討ください。
ファミリー調査事務所では、証拠収集や事実確認に強みを持つ専門調査員が対応し、過失割合や示談交渉に備える情報を収集いたします。
無料相談では、状況を丁寧にヒアリングし、調査の可否やお見積り、対応可能な手法をわかりやすくご案内いたします。
お電話・メール・LINEにて24時間受付中。
匿名でのご相談も歓迎しております。お気軽にお問い合わせください。
交通事故調査Q&A
事故から数週間経っていますが、今から調査は可能ですか?
はい、可能です。目撃者や現場状況、関係資料などが揃えば、一定期間が経過していても調査・証拠収集は可能です。
相手の言い分が嘘っぽいのですが、調べてもらえますか?
ご安心ください。防犯カメラ映像、目撃者情報、通院状況などを調査し、虚偽申告や不正請求の有無を明らかにできます。
示談交渉の材料として使える報告書は作ってもらえますか?
はい、対応可能です。報告書は写真付き・時系列付きで作成し、弁護士・保険会社へ提出できる形式で納品します。
相手が接骨院に通っていないのに保険請求しているかもしれません。
通院実態の確認も調査可能です。張り込み・追跡・医療機関への訪問記録などから、実際の通院状況を明らかにします。
個人でも交通事故調査を依頼できますか?法人向けですか?
個人様からのご依頼も多数ございます。事故の真相を知りたい、相手の不正が疑われるなど、どんな内容でもお気軽にご相談ください。

執筆/監修者:山内 和也2025年6月27日
探偵調査歴20年。国内外の潜入調査、信用に関する問題、迷惑行為、企業や個人生活での男女間のトラブルなど、多岐にわたる問題を解決してきました。豊富な経験と実績を基に、ウェブサイトの内容監修や執筆も行っています。