結婚詐欺の特徴と見分け方｜手口を暴き被害を防ぐ探偵調査

現代はマッチングアプリや婚活サイトに潜んでいるパターンが多いです。

結婚へのモチベーションが高い異性が集まりやすいことが理由です。

また、婚活パーティーなどお金を貯めこんでいそうな異性が集まるところも要注意。

【手口2】結婚前提の交際申し出

あなたがお金を持っていることが確認できたら、結婚前提の交際を申し込んできます。

普通に考えると早い交際の申し込みは怪しく感じるはずです。

しかし、結婚詐欺師は魅力的に見せてくるので、あなたはチャンスだと思い騙されやすい傾向に。

【手口3】マメにプレゼントをする

あなたの気持ちを高め、信用させるために結婚詐欺師はプレゼントをこまめにしてくる傾向があります。

好みの異性から花やアクセサリー、高級バッグなどをプレゼントされたら嬉しいですよね。

高ぶる気持ちはわかりますが、一旦冷静になることも忘れないように。

【手口4】現金手渡しを要求してくる

プレゼント等であなたを安心させたあとは、いよいよお金の要求をはじめます。

上記のケースは詐欺師の可能性が高いので注意が必要。

ここまでの関係になると、あなたは詐欺師を信用している可能性が高いので、騙されやすくなっているはず。

どうにかしてあげたいと思う気持ちはわかりますが、ここでも一旦冷静になることが重要です。

突発的な金銭の要求は結婚詐欺を疑ってください。

【手口5】いきなりいなくなる・連絡とれない

結婚詐欺師は次の行動であなたとの連絡を遮断します。

以上の流れが、よくあるパターンです。

途中で気づければ被害に遭わずにすみますが、巧妙な手口でだましてくるので、気づきにくいのが正直なところ。

しかし、これからお伝えする注意点を覚えておけば、気づきやすくなります。

もし相手のスペックが高い場合は、情報をできるだけ細かく聞くようにしていただきたい。

必ずどこかで辻褄が合わない、情報を隠したがるなど怪しい傾向がみえてきます。

それでは具体的な注意点をお伝えいたします。

【注意点1】自営業者である

結婚詐欺師は自営業者を名乗る傾向があります。

1. IT系
2. 投資系
3. 輸入業
4. 不動産業
5. ○○のディーラー

などの職種を語ってきます。

理由をつけて教えてくれないケースがありますが、名刺やホームページを確認することを推奨。

名刺に事業所の住所が書いてあっても、建物だけみせてくるケースもあるので要注意。

法人と違い個人事業主を語ると、だましやすいので良く使われます。

【注意点2】事業所・会社を確認する

婚活パーティー・アプリで知り合った気になる異性の情報を可能な限り聞き出してください。

結婚詐欺師の場合、以下の2つのパターンの回答があります。

• 個人情報や会社情報をはぐらかす
• しかっり伝えてくれるがウソの情報

はぐらかされた場合は、結婚詐欺師を疑う。

名刺を渡されたり、情報をしっかり教えてくれた場合は、ネットや該当住所に足を運んで確認してみてください。

【注意点3】結婚の申し出を疑う

婚期を逃したくない気持ちがあるがゆえに「結婚」の申し出があると答えたくなるのが一般的。

あなたは悪気なく結婚詐欺師を見抜けなくなってしまいます。

高スペックであなたの理想にぴったりの異性が、早い段階で結婚話を始めた場合は要注意。

【注意点4】うかつに現金を渡さない

結婚詐欺師はあなたがどれだけ、お金を持っているか調べます。

あなたにお金があるとわかると、タイミングを見て「お金を早急に用意しないといけない」と催促し始める。

急な金銭の要求が始まったら、結婚詐欺を疑ってください。

結婚を視野に入れた理想の男性で、疑うのはバカバカしいかもしれません。

しかし、大切なお金を騙し取られてからでは遅いので、念のため結婚詐欺を疑っていただければと思います。

【注意点5】理想通りの相手

婚活アプリやパーティーで出会った男性が理想の男性像に全て当てはまる。

あなたが好きなルックスで、年収が高くて優しい相手は結婚詐欺師を疑ってください。

上記の内容だけで決めつけるのは浅はかですが、本記事で伝えている他の要素もチェックすることをおすすめします。

結婚を前提にお付き合いをしているのに、何かと理由をつけて両親に会わせてくれない。

友人を紹介してくれないケースもあります。

これから詐欺を働き、お金を騙し取ろうとしているので、あなたへ会わせることはありません。

万が一、紹介されたとしても本当の両親や友人ではない可能性も。

必ず裏があるはずなので、結婚前の信用調査を検討してみてください。

【注意点7】写真に写りたがらない

お付き合いをしているのに、かたくなに写真に写るのを拒否する。

もしも写真を撮ってしまうと証拠となり身元がバレる、逮捕される可能性があるためです。

写真に写りたがらない以外に、写真付きの身分証などをあなたに見せることはありません。

スマホに写真を送ったり、お金を借りるときもメールなど証拠になるようなものを残さない傾向があります。

あなたが付けたレ点の数を下の表で確認してみてください。

危険度を把握できますので、次の行動へ活かしていただければと思います。

1. 0～4個：安心
2. 5～7個：様子見
3. 8～10個：注意
4. 11～13個：危険

注意や危険に当てはまってしまった場合は、下のアイコンからお気軽にご相談可能です。

結婚詐欺師は騙しやすい異性を探し、狙います。

残念なことに、結婚詐欺師はプロなので入念なリサーチをしている現状。

被害を回避するために騙されやすい特徴を4項目まとめてみました。

１.貯蓄がある

結婚詐欺師はあなたから金銭を奪うことが目的です。

貯蓄があるかどうかを確認してから犯行に及びます。

婚活サイト・アプリ等で出会った相手から遠回しに貯金、貯蓄を探る話題が出た際は要注意。

結婚詐欺師の確率が高くなります。

２.婚期が遅れていると焦っている

あなたが結婚を焦っていると、詐欺師かどうかの判断がどうしても鈍ってしまいます。

婚活サイト・アプリで出会った詐欺師に結婚を焦っていることを見抜かれ、ターゲットにされてしまいます。

相手を判断する能力が低下したまま関係を深めるのはとても危険。

周りがだんだんと結婚をしていき、焦る気持ちはわかります。

結婚詐欺の被害に遭ってからではあとの祭り。

周りは気にせず、自分のペースをつらぬきましょう。

３.周りに友人が少ない

結婚詐欺師はターゲットの第三者の意見を嫌がります。

冷静な友人や知人の意見で詐欺を見破られてしまうおそれがあるからです。

あなたの周りに友人が少ないとわかった瞬間に魔の手が忍び寄る。

結婚詐欺師は警戒するはずです。

４.理想が高い

冒頭でも触れましたが、結婚詐欺師は高スペックを装うのに長けています。

あなたの理想が高い場合、結婚詐欺師は理想像に寄せてきます。

すると、運命の出会いと勘違いしてしまい、詐欺の餌食になるケースも。

あなたの理想が高いことは決して悪いことではありません。

理想が高いことを相手に気づかれないように振舞うことがポイントです。

結婚詐欺に遭わないための対処法をお伝えしてきました。

ここからは更に深堀してお伝えしていきます。

まだ被害に遭っていない場合

相手のスペックが高い場合は具体的な話を聞く。

以上を聞いておく。

被害に遭ってしまった場合

気づかれた瞬間に逃げてしまうので、証拠を集めて騙し取られたお金を取り戻しましょう。

連絡がとれなくなって時間が経つにつれて、見つかりにくくなってしまいます。

早い段階で探偵に相談することをおすすめします。

残念ながら結婚詐欺を取り締まる法律はありません。

しかし、金銭を騙し取られた場合は、詐欺罪が適用される可能性があります。

13,00万円を騙し取った過去の事件をご紹介します。

アルバイト男性が、30代女性へ結婚話を持ちかけお金を騙しとった事件です。

逮捕容疑は平成２４年９月、当時兵庫県内に住んでいた３０代女性に「将来結婚したときのために資金をためよう」と持ちかけ、金融機関の口座に約２００万円を振り込ませ、だまし取ったとしている。