家族が抱える問題ランキング｜探偵が関わる調査の実態と問題を解説

「家族問題が発生している」
「ほかの家でも発生するようなことなの？」
「どうやって解決すればいい？」

ご自身の家庭内で問題が発生した場合、このように悩む人は多いのではないでしょうか。

家族間で起こり得る問題は多岐にわたります。

本記事では、探偵が実際に関わった調査内容から、家族が抱える問題をランキング形式で10位まで紹介します。

家族問題の実態や調査方法など詳しくまとめているので、ご自身の家庭で発生している問題と照らし合わせて、解決を目指しましょう。

探偵事務所には家族の問題解決のための依頼が非常に多く、依頼内容から家族がどのようなトラブルを抱えているのか分かります。

そこで、探偵が実際に関わった調査をもとに、どのような家族問題・トラブルが多いのか、ランキング形式で10位まで紹介します。

家族のトラブルの実態や、調査にかかる費用も把握し、今後の具体的な対応に役立ててください。

なお、費用はあくまで目安で、調査の内容によって大きく変動します。

より詳細の費用を知りたい場合は、まずは当事務所に見積もりをご依頼ください。

1位：浮気・不倫による家庭不和のトラブル

浮気や不倫の調査は、探偵への依頼で最も多い案件です。

「スマホにロックをかけた」「オシャレになった」などさまざまな理由からパートナーの浮気・不倫を疑い、トラブルになっているケースが多いです。

こうした行動が疑われるときは、早めに探偵へ相談して確かな証拠を押さえましょう。

記録された証拠は、慰謝料請求や離婚協議を有利に進めるための大きな材料となります。

主な方法は尾行や張り込みで、対象者の行動を写真や映像に記録して証拠にするのが一般的です。

費用は16万〜100万円程度が相場となっており、短期間で証拠がそろえば低額に収まります。

一方で、対象者が警戒して行動を変えたり、遠方への出張調査が必要になったりすると費用は高額になります。

2位：家出・失踪による行方不明のトラブル

家出や失踪の調査も多く、家族が抱える問題としては浮気・不倫問題に次ぐ多さです。

対象者が成人だった場合は「自発的な家出」ということで、警察が動いてくれないケースが多いです。

このような場合は探偵に依頼して、迅速に調査を始めることで、事件や事故につながる前に安全を確保できる可能性が高まります。

お子さまやご家族の行方に不安を感じたら、迷わず探偵へ相談して調査を依頼しましょう。

なお、調査では周囲への聞き込みや尾行のほか、防犯カメラの映像確認やSNSの利用状況から手がかりを探します。

費用は30万〜100万円以上が目安で、早期に発見できれば低額で済みますが、長期化したり広範囲に及ぶ場合は高額となります。

3位：子どもの素行不良による家庭の不安

子どもの素行調査は、交友関係や日常の行動に不安を抱いた保護者からのご依頼が増えています。

多い事例は、深夜の外出や不良グループとの交際が疑われるケースです。

特に思春期以降は家庭内でのコミュニケーションがうまくいかず、家庭外で子どもの不穏な動きを感じることは少なくありません。

家庭内での指導に限界を感じたときは、子どもが普段「誰とどこで過ごしているのか」を把握し、適切な対応につなげましょう。

なお探偵の調査では尾行や張り込みを行い、学校周辺や通学路での行動を観察します。

費用は16万〜70万円程度で、行動パターンが把握しやすければ短期間で済むこともあります。

4位：結婚相手・婚約者の身元によるトラブル

結婚相手や婚約者の身元調査は、将来を左右する重要な依頼のひとつです。

収入や職業を偽っていたり、多額の借金を隠していてトラブルになるケースもあります。

結婚後に問題が発覚すると取り返しがつかないため、事前に確認して安心できる形で新生活を迎えましょう。

調査では相手の勤務先や居住地を確認し、経歴や交友関係に不審な点がないかを調べます。

費用は20万〜80万円程度で、調査範囲が広がるほど高額になります。

5位：離婚・親権争いに伴う家庭内の対立

離婚・親権争いも家族が抱える問題に挙げられることが多く、特に探偵事務所では証拠収集のために利用されることがあります。

多い事例は、片方の親が養育を担う立場でありながら深夜の外出や不適切な交友を繰り返しているケースです。

特に、別居していて子どもをパートナーに預けている状態だと、相手がどのように子どもと接しているか分かりません。

別居中の相手の不適切な行動が確認できれば、親権の獲得に有利になります。

離婚・親権争いで家族間での問題が発生しているなら、探偵に一度相談してみるのは一つの手です。

費用は20万〜100万円程度で、調査日数や必要な証拠の内容によって変わります。

6位：ストーカーやDV被害による安全面のトラブル

ストーカーやDV被害も家族で発生しがちなトラブルの一つです。

元交際相手・元配偶者が自宅や職場周辺に出没してストーカーを疑っている事例が多いです。

そのほか、家族のDVに悩んでいる場合や、家族の一人がストーカー被害を受けて、その影響がほかの家族に広がっている場合もあります。

どのような事例にしても、被害者の安全を守るために早急な対応が求められます。

探偵の調査では加害者のつきまとい行為や暴力の様子を記録し、証拠として残します。

費用は20万〜80万円程度で、調査期間や収集する証拠の量によって変動します。

危険を感じたら、その時点で速やかに対応を取りましょう。

7位：高齢者の介護をめぐる問題

介護方針や施設対応などの調査で、家族間でのトラブルが見つかるケースもあります。

介護施設での扱いに不安を抱えていたり、親族間で介護方針を巡って意見が割れていたりして、トラブルになっているケースが多いです。

また、介護費用や高齢者本人の財産管理をめぐって、家族間で不信感が高まる事例もあり、さまざまな側面からトラブルにつながりやすいです。

高齢者が安心して暮らせる環境を整えるためにも、気になる点があれば早めに調査を進めて、問題解決に向かいましょう。

探偵の調査では、施設での生活状況や職員の対応を確認し、必要に応じて関係者への聞き込みも行います。

費用は20万〜70万円程度で、調査期間や対象範囲によって変わります。

8位：親族間の金銭トラブル

親族間の金銭トラブルは、表面化しにくい一方で関係悪化を招きやすい問題です。

よくある事例は、親族に貸したお金が返済されないままトラブルになっているケースです。

証拠を確保することで、法的な手段や円滑な解決への道筋が立てやすくなります。

深刻化する前に事実関係を明らかにし、冷静に対応を進めましょう。

探偵の調査では、借金の有無や返済状況、金銭の流れを確認し、関係者からの聞き取りも行います。

費用は16万〜60万円程度で、調査範囲や証拠収集の難易度によって変わります。

9位：薬物・ギャンブル依存によるトラブル

薬物やギャンブル依存は、家族関係や生活基盤を大きく揺るがす深刻な問題です。

仕事や散歩などと装って外出し、パチンコ店に出入りしているケースが特に多く、家族でのトラブルに発展しやすいです。

証拠を得ることで、治療や介入に向けた現実的な対応が可能になります。

家族が抱える不安を長引かせないためにも、早期に状況を把握し適切な対策を進めましょう。

探偵の調査では、対象者の行動を監視し、通っている施設や交友関係を確認します。

費用は20万〜80万円程度で、調査範囲や難易度によって変動します。

10位：ネット・SNS上での素行不良やトラブル

ネットやSNS上での行動は、家庭内からは把握しにくく、トラブルが深刻化する前に対応する必要があります。

特に注意したいのが、家族が匿名アカウントで誹謗中傷、不適切な交友関係に関与しているケースです。

家族が表面上では良い態度・生活習慣だったとしても、ネット上での立ち振る舞いが悪く、今後ネット上でトラブルを起こしてしまうこともあります。

調査によって、子どものネットリテラシーを身に着けることができれば、トラブルを未然に防ぐことに繋がります。

そのため、家族のネット上の行動に不安を感じたら、放置せずに早めに実態を確認しましょう。

探偵の調査では、対象者のアカウントを特定し、投稿履歴や交友関係を分析します。

費用は16万〜70万円程度で、調査の範囲や特定までの難易度によって変わります。

これまで紹介したように、家族ではさまざまなトラブルが起こり得ます。

では、これらの問題が実際にどのような影響をもたらすのかも確認しておきましょう。

家族問題のリスクを理解し、正しく対処を行えるようにしてください。

混乱や不安から家族関係の破綻に繋がる

家族問題が続くと、日常生活に混乱が生じ、家族間の信頼関係が急速に損なわれます。

たとえば、浮気や金銭トラブルが発覚した場合、疑念や不信感が積み重なり、コミュニケーションがなくなり家族間の協力も減っていきます。

ほかにも、子どもの素行不良や依存症問題があると、親が対応に追われ、家庭内での衝突が増えることも考えられるでしょう。

こうした状況が長期化すると、家族が互いに距離を置くようになり、最終的には別居や離婚といった破綻に至ることもあります。

家庭を守るためには、早期に問題を把握し、冷静な対応を取ることが欠かせません。

子どもの将来に影響が出る

家庭内でトラブルが続くと、子どもの心身にも深刻な影響を及ぼします。

たとえば、両親の不倫や離婚問題が長引けば、子どもは不安定な環境で過ごすことになり、学業への集中力を失ってしまいます。

また、家族の金銭トラブルや介護問題を抱える環境では、将来の進学や就職に必要な準備ができなくなる可能性も否めません。

子どもの健全な成長や将来を守るためには、家庭の問題を放置せず、早期に解決の道を探ることが大事です。

家庭外からもさまざまな危険が及ぶ

家族問題が放置されると、家庭外からの新たな危険につながることがあります。

家出や失踪が長期化すれば、犯罪に巻き込まれたり、悪質な人間関係に取り込まれる可能性が高まります。

また、金銭トラブルやギャンブルなどの依存症問題では、外部の借金業者や違法な交友関係に巻き込まれるリスクも出てくるでしょう。

トラブルを放置すれば、新たな問題が重なり、対処が困難になる恐れがあります。

外部からの危険を防ぐためにも、家庭内の問題を早めに解決し、安心できる環境を整えることが重要です。

家族間での問題がすでに発生しているなら、これから解決をしていく必要があります。

とはいえ、家族間の問題は感情的になり、愛憎が混在することもあり、解決は簡単ではありません。

以下に解決をするためのポイントをまとめたので参考にしてください。

違法な手段を使わない

家族の問題を解決するには、その問題の元となる証拠を集めるのが基本です。

しかし、違法な手段で集めた証拠は解決を遠ざけてしまいます。

勝手に他人のスマホを覗いたり、無断で録音や盗撮を行ったりする行為は、証拠として認められません。

場合によっては違法な手段を使った自身が罪に問われる可能性があります。

また、違法な手段を使ったことによって、家族の反感を買ってしまい、解決どころか新たなトラブルを招くこともあります。

解決するためにも、必ず合法的な手段を選びましょう。

感情的にならず落ち着いた話し合いをする

家族問題に直面すると、つい感情的になりがちですが、冷静さを保つことが解決の第一歩です。

強い言葉や怒りに任せた発言は、相手を追い詰め、問題をさらにこじらせる原因になります。

特に夫婦間のトラブルでは、互いに冷静な状況で話し合う時間を設けることが重要です。

冷静な話し合いができれば、子どもへの影響を抑えることにもつながります。

必要に応じて探偵に依頼する

家族問題を解決するには、状況によって専門家の力を借りることも必要です。

探偵は証拠を収集し、当事者同士では把握が難しい事実を明らかにします。

浮気や不倫の証拠、家出人の所在、DVやストーカー被害の実態など、家庭内だけでは確認できない内容も調査可能です。

限界を感じたときは、一人で抱え込まず、専門家に相談して解決の糸口を見つけましょう。

前述したように、家族問題の解決には探偵の力は大いに役立ちます。

以下に家族問題の解決・調査を探偵に任せるべき理由をまとめたので、依頼前にチェックしておきましょう。

合法的な手段で情報・証拠の収集ができる

家族問題を解決するには、確実で信頼性のある証拠が欠かせません。

しかし、個人が独自に集めた情報は、違法性を問われたり、裁判で証拠として認められなかったりする場合があります。

探偵は法律に基づいた方法で調査を行い、写真や映像、記録などを適切に収集可能です。

違法な手段で集めた証拠は、また新たな家族問題を発生させかねないので、より確実性を重視するなら探偵への依頼を検討してください。

法的対応が必要な場合は弁護士とも連携できる

家族問題は、状況によって法的措置が必要になることがあります。

探偵が収集した証拠は、弁護士がこのような法的手続きを行う際に有効な資料となります。

そして探偵と弁護士が連携していれば、調査から法的対応までを一貫して進めることが可能です。

そのため、探偵に依頼する際は、弁護士と提携しているかチェックしておきましょう。

中立的な立場で助言・調整が可能

家族問題は、感情が絡むことで冷静な判断が難しくなる場合が多いです。

当事者同士だけで解決を試みると、互いの主張がぶつかり合い、話し合いが進まないこともあります。

探偵は中立的な立場から調査を行い、事実に基づいた情報を提示するため、感情的な対立を和らげる効果があります。

第三者として「何が正しいのか」「どうするべきなのか」といった助言を仰ぐことも可能です。

助言によって、停滞していた家族間の話し合いの糸口が見つかるかもしれません。

これまで家族の問題・トラブルの事例や対処法など解説しましたが、ベストとしては未然に防ぐことです。

未然に防ぐ方法を理解し、今後家族トラブルが起きないようにしておきましょう。

適切なコミュニケーションを行う

家族間のトラブルを防ぐためには、日常的なコミュニケーションが欠かせません。

たとえば、子どもの交友関係や学校での出来事を自然に聞き出すことで、小さな変化に気づきやすくなります。

夫婦間でも、お互いに不満を打ち明けたり、感謝の気持ちを伝えたりすることで、円満に過ごしやすくなるでしょう。

会話が不足すると誤解や不信感が生まれやすく、問題が大きくなってから気づくことになります。

日常的に話しやすい雰囲気を作り、些細な悩みでも共有できる環境を整えておきましょう。

世代間の価値観の違いを理解する

家族の中では、世代によって価値観や生活習慣が大きく異なります。

たとえば、今の子ども世代はSNSやネット交流を自然に受け入れますが、親世代には危険が多いと感じられることもあります。

具体的には、大学生の子どもがマッチングアプリで恋人を見つけても、子どもの世代としては当然のことです。

しかし、親からしたら「ネットで会うなんてありえない」と大きな拒否感を持つことがよくあります。

価値観の違いを否定するのではなく、互いに理解し合うことで無用な対立を防ぐことができます。

まずは相手の立場を尊重し、互いの視点を受け入れることを心がけましょう。

外部の声を取り入れる

家族だけで問題を抱え込むと、視野が狭まり解決の糸口を見失いやすくなります。

子どものことで悩むなら、学校の教師やカウンセラーの意見を聞くことで、新たな対応策が見えてきます。

高齢者の介護問題では、地域の福祉サービスや医療機関に相談するのも良いでしょう。

このように外部の冷静な視点が加わると、家族内の感情的な対立を和らげることに繋がります。

家族が抱える問題の解決は簡単ではありません。

双方で意見が食い違うこともあるので、探偵に依頼して客観的な証拠を集めたり、第三者としての意見を仰いだりすることが大事です。

当事務所では、家族が抱える問題を調査によって解決に導いてきました。

見積もりは無料で行っておりますので、どのような家族の問題でもお気軽にご相談ください。