「パートナーが浮気しているかも…」
「浮気調査をしたいけど自分でできるの?」
浮気調査というと、探偵に依頼するというイメージが強いかと思いますが、自分ですることも不可能ではありません。
しかし、自分で浮気調査をするのはリスクがあるため、ご自身が本当にするべきなのかを理解することが大事です。
そこで本記事では、浮気調査をする方法、探偵に依頼する場合と自分でする場合の違い、調査にかかる費用相場など網羅的にまとめました。
パートナーの浮気を疑っているなら、ぜひ本記事を最後まで読んでいただき、最適な対処をしましょう。
目次
浮気調査は大きく分けて2種類の方法がある
浮気調査は大きく分けると「自分でする方法」「探偵に依頼する方法」の2種類があります。
まずはそれぞれの方法の特徴を理解し、どちらがご自身にとって適しているのかチェックしましょう。
自分で浮気調査をする
自分で浮気調査をする方法では、パートナーの行動を直接確認したり、スマホやSNSの動きから不審な点を探るなど、比較的自由に調査ができるのが特徴的です。
また、探偵に依頼する場合と比較すると費用を抑えられる点が大きなメリットとなります。
しかし、法的に有効な証拠を自力で集めるのは非常に難しく、場合によっては苦労して集めた証拠も裁判では使えないケースもあります。
ご自身で調査をしている間も「浮気しているパートナーが悪いのになぜこんな大変なことをしないといけないのか」とストレスを感じることが多く、精神的な負担も大きくなりがちです。
また、調査が相手にバレてしまうリスクが高く、場合によっては証拠が見つからずあやふやなままになってしまうこともあります。
費用を重視する人にとっては一つの選択肢ですが、慎重に検討しましょう。
探偵に依頼して浮気調査をしてもらう
探偵に依頼する方法は、専門家ならではの高い調査力が魅力です。
浮気調査は違法な手段だと裁判で無効になってしまうこともありますが、探偵は違法な手段を避けながら法的に有効な証拠を集めてくれます。
さらに、相手に気づかれないよう慎重に調査を進めるため、パートナーや浮気相手にバレて調査が不発に終わるリスクも避けやすいです。
調査費用は決して安くはなく、数十万円以上かかるケースが多いのがデメリットです。
とはいえ、確実性を重視する人や、慰謝料請求や離婚を視野に入れている人には、探偵に依頼する方法が適しているといえます。
特に慰謝料請求をしたい場合は、費用をかけてでも探偵に依頼し、確実な証拠を集めることが重要です。
浮気調査の基本的な流れを解説
続いて、浮気調査の基本的な流れを解説します。
先ほどと同じように「自分でする場合」「探偵に依頼する場合」でそれぞれ見ていきましょう。
自分で浮気調査をする場合の流れ
自分で浮気調査をする場合の流れは以下のとおりです。
これから自分で浮気調査をするなら、大まかな流れを理解し、スムーズに進めていきましょう。
なお、自分で浮気調査を行う際に明確な決まりはありません。
これから紹介する方法とは別の手段で証拠を集めることも可能ですが「パートナーのスマホを勝手にチェックする」といった手段は違法です。
違法な手段だと今後裁判になったときに不利になってしまうので、必ず合法な手段を選びましょう。
1.浮気相手との予定を作る隙を与える
まずは、パートナーが浮気相手との予定を作るための隙を与えましょう。
たとえば「休みの日に友達と旅行に行く」などと言えば、パートナーは浮気相手との予定を作るかもしれません。
このような隙を与えて、実際はご自身でパートナーの動きをチェックし、証拠を集めるというのが王道の手段です。
2.「不貞行為」の裏付けとなる言動の証拠を取る
慰謝料請求や離婚をする場合は「不貞行為」の証拠が必要です。
そのため「不貞行為」の裏付けとなる言動の証拠を集めることが最優先です。
具体的には以下のようなものが証拠として挙げられます。
- ラブホテルへの出入り写真や動画
- 浮気相手の自宅に宿泊して出入りする写真・動画
- 当事者が「肉体関係があった」と認める音声・動画
つまり、隙を与えて、パートナーが浮気相手とラブホテルに出入りしていれば、その瞬間の写真・動画をおさめることで証拠になります。
もし、浮気相手を自宅に招いているなら、家に突撃して言い逃れできない状況で、肉体関係があったことを認めさせるのも一つの手です。
3.その他の補助的証拠もあれば集めておく
前述の直接的な証拠がなくても、補助的な証拠があれば今後の裁判で有利になったり、パートナーに浮気を認めさせる材料になったりします。
主な例は以下の通りです。
- 親密な関係が分かる2人の写真
- クレジットカードの利用明細(ホテルやレストランの領収書)
- 周囲の証言
LINEやメールで肉体関係を示唆するメッセージも証拠の一つになりますが、もし勝手にスマホを見るなどの違法な手段を使ったら、裁判では無効になりかねないので留意しましょう。
探偵に浮気調査をしてもらう流れ
続いて探偵に浮気調査をしてもらう流れを見ていきましょう。
基本的には探偵がすべて行ってくれるので、ご自身でするべきことは非常に少ないです。
それぞれの手順を解説していきます。
1.探偵に浮気調査を依頼する
まずは探偵に浮気調査を依頼しましょう。
無料相談ができ、調査費用の見積もりを出してくれる事務所だと安心です。
なお、当事務所ではLINEでの無料相談も承っていますので、ぜひご利用ください。
2.探偵と相談してどのように調査を進めるか決める
依頼後は、探偵と相談しながらどのように調査を進めるか決めます。
浮気と一言でいっても、人によって状況は異なります。
- 浮気をしているのは確実か
- 今後明確に浮気される日にちは分かっているか
- どの程度の証拠が必要か
- 浮気相手は知っている人か
- 相手が警戒しているか
たとえば「浮気しているかどうか分からないけど、調査してほしい」という場合は、浮気の疑いが晴れるまでパートナーを調査することになり、費用がかさみやすいです。
対して「この日時なら2人は間違いなく会う」という自信があるなら、その時間帯だけ調査をすればいいため、費用を抑えやすいです。
ご自身の状況を説明し、ベストな調査方法を探偵と相談して決めましょう。
3.探偵から浮気の証拠や調査報告書を受け取る
ベストな調査方法が決まり調査が完了したら、探偵から浮気の証拠や調査報告書を受け取ります。
あとはその証拠を使って、慰謝料請求や離婚など、ご自身の望む手続きを進めましょう。
探偵事務所によっては弁護士と提携していることもあるので、必要に応じて紹介してもらってください。
浮気調査の費用相場
たとえば、短期間で証拠が取れるケースなら10万〜20万円程度に収まることもありますが、複数日や夜間を含む長期調査になると100万円を超えることも珍しくありません。
また、調査が成功した際には追加で報告書作成費や証拠提出費が必要になる場合もあります。
依頼前に見積もりを複数取り、無理のない範囲で計画することが重要です。
なお、詳細な料金体系の仕組みについては、のちほど「完全成功報酬・半成功報酬制・時間料金制の違い」で詳しく解説します。
浮気調査の重要性・必要性とは?
中には「浮気しているのは分かり切っているけど調査をしたほうがいいの?」「浮気調査は必須なの?」と考えている人もいるでしょう。
結論から言えば、浮気調査は今後どのように判断するにしても重要な役割を持ちます。
ここからは浮気調査が重要である理由について詳しく見ていきましょう。
証拠の有無で慰謝料請求できるか決まる
浮気調査が重要である最たる理由が、浮気調査で獲得した証拠によって慰謝料請求ができるか決まるためです。
浮気調査をせずに客観的な証拠のみでパートナーを問い詰めて慰謝料請求をしても、パートナーが拒否し最終的に裁判になった場合、証拠がないと慰謝料請求は認められません。
たとえ「キスをしているところを見た」「LINEの通知で明らかに浮気相手っぽい人がメッセージを送っていた」と言っても、このような証拠で裁判で認めてもらうのは難しいです。
そのため、今後慰謝料請求を考えているなら特に浮気調査は重要です。
精神的に決着をつける材料になる
浮気が疑われる状態が続くと、精神的なストレスは想像以上に大きくなります。
特に浮気しているか現状ではあいまいな状況だと「どう接すれば良いか分からない」という気持ちになり、場合によっては離婚する気がなくても、そのまま夫婦仲が悪化していくこともあります。
はっきりした証拠を得ることで、真実を受け止める準備ができ、気持ちを整理する第一歩になります。
たとえ慰謝料請求や離婚を考えていなくても、精神的な苦しみを終わらせるためにも、調査は大きな意味を持ちます。
今後の関係性をどうするか冷静に判断できる
証拠を得ることで、今後相手とどう向き合うかを現実的に考えられるようになります。
離婚を選ぶのか、関係修復を目指すのか、具体的な選択肢を冷静に検討できます。
感情に流されるだけではなく、証拠という事実をもとに判断できる点が調査の大きな価値です。
後悔のない決断をするためには、確かな証拠に基づく冷静な判断が不可欠です。
自分で浮気調査をする5つのリスク
しかし、自分での浮気調査はリスクが高いです。
リスクをチェックして、本当に自分で浮気調査をするべきなのか、今一度考えてみましょう。
自分が調査できるような隙を作るのが難しい
自分で浮気調査をしようにも、パートナーが浮気をするような隙を作るのが非常に難しいです。
前述したように、合法な手段で浮気の証拠を集めるには、パートナーが浮気相手とラブホテルに出入りしている写真・動画を撮るのが一般的です。
しかし、ご自身が調査できる休みの日なら、パートナーもそこまでバレるリスクのある大胆な行動はしないでしょう。
そのため、休みの日でなおかつ「友達と旅行に行く」などといった理由をつけて、さらにそれを信じてもらう必要があります。
これだけ難易度が高いため、成功確率は低いと考えたほうが良いでしょう。
法的に有効な証拠を集めるのが難しい
法的に有効な証拠をご自身で判断して集めるのは非常に難しいです。
繰り返しになりますが、慰謝料請求や離婚をするなら、裁判でも有効と認められるような証拠が必要になってきます。
ご自身でこのような証拠を集めるのは困難で、せっかく証拠を集めても裁判では使えないというケースも起こり得ます。
浮気調査をしていることに気づかれる
自分で調査をすると、相手に調査中であることが発覚するリスクが高いです。
尾行や張り込みは高度な技術を必要とし、素人が行えば行動が不自然になりやすいです。
一度でも相手に気づかれると、今後の証拠収集が困難になるだけでなく、場合によってはパートナーと浮気相手が会うことをやめてしまい、うやむやになってしまう可能性もあります。
調査は一発勝負であるため、バレた時点で信頼関係も崩壊するリスクも覚悟しなければいけません。
精神的な負担が大きい
自分で浮気調査を進めると、精神的な負担が非常に大きくなります。
調査中に相手の裏切りを目の当たりにする場面が増え、冷静さを失うリスクが高いです。
感情的になれば、証拠を適切に活用できず、最終的に自分を追い込む結果になることもあります。
実際に調査を進めるうちに心が折れて途中で断念する人も多いです。
心身の健康を守るためにも、負担の大きさは見過ごせない要素です。
夫婦仲が悪化する可能性がある
自分で調査を進めると、相手に不信感を与え、夫婦仲がさらに悪化するリスクがあります。
たとえ証拠が取れなくても「監視されているかもしれない」と感じさせるだけで、修復できる関係性を壊してしまうことがあります。
すでに離婚を決意しているならまだしも、関係の再構築を考えている場合は、自力調査が原因で将来的な選択肢が狭まるのは大きなデメリットです。
証拠収集だけでなく、今後の関係性を見据えた判断が必要です。
浮気調査は自分でできない?知恵袋の口コミもチェック
「浮気調査には探偵がいいの?」「ほかの人は自分で浮気調査していないの?」と気になっている方もいるでしょう。
ここで同じような悩みを持っている人が見られる「Yahoo!知恵袋」の質問と回答を見て、実際の声をチェックしてみましょう。
Q.自分で浮気調査する方法を探しています。(※一部省略)
A.完璧な調査を求めているのであれば、素人では不可能です。素人でできるレベルであれば、探偵なんて職業が存在しなくなります。お金が出せないのであれば、それなりに失敗する覚悟で臨むべきです。(※一部省略)
Q.浮気調査の費用や、私にも出来る浮気調査を教えてください。(※一部省略)
A.主人側の不倫で離婚しています。探偵事務所に浮気調査を頼みました。計80万ほど支払いました。延長分は、もしかしたら足元見られていたのかな、という気もしますが(^^;)自分では出来なかったと思うので満足しています。探偵事務所はほとんどのところが相談無料・電話相談も可などだったりするので、一度相談だけされてみるのも良いと思います。(※一部省略)
見ての通り、探偵への依頼を勧めている回答が多く見られました。
ある程度のお金はかかるものの「最終的には探偵に依頼してよかった」という声が多く、逆に「探偵に依頼して損をした」という声はほとんど見られませんでした。
もちろん、自分で調査をしている人が全くいないわけではありませんが、今後慰謝料請求や離婚を考えているなら特にプロである探偵に依頼したほうが安心です。
探偵への浮気調査費用を抑えるポイント
探偵へ浮気調査を依頼する場合にネックとなってくるのはやはり「調査費用」かと思います。
調査費用は決して安くはありませんが、ある程度ポイントを理解しておくことで、大幅に抑えることも可能です。
ポイントをチェックして、費用を抑えつつ浮気調査をしてもらいましょう。
複数の調査事務所にて見積もりをもらう
複数の調査事務所にて見積もりをもらうことは非常に重要です。
当然ながら探偵事務所によって費用は異なるので、複数で見積もりをもらい、比べたうえで一番安いところを選べば、自然と費用を抑えやすくなります。
複数社で見積もりをもらうためにも、見積もりが無料の事務所を選ぶようにしてください。
確実に浮気される日時を見極める
費用を最小限に抑えるには、浮気の可能性が高い日や時間帯を特定しておくことが鍵です。
無駄な調査日を減らすことで、調査員の稼働時間を短縮でき、結果的にコストを抑えられます。
たとえば「毎週金曜日に外泊が多い」「特定のイベントの日に遅く帰る」など、怪しい行動パターンを記録しておくと効果的です。
ベストなのは「LINEの通知で特定の日時に2人が合うことが確定している」というような状況です。
事前に探偵と相談しておき、確実に浮気されそうな日が分かったら探偵に連絡して調査してもらうという流れでも問題ありません。
少しでも稼働してもらう時間を短くして、費用を抑えましょう。
自分に合った料金制の事務所を選ぶ
探偵事務所には時間料金制、成功報酬制など複数の料金体系があります。
探偵事務所によって採用している料金制が異なるため、ご自身の状況に合った料金制の事務所を選びましょう。
短期間で結果を出したいなら時間制、証拠取得を重視するなら成功報酬制など、目的に応じた選択が大切です。
自分の状況に合わない料金体系を選ぶと、無駄な出費につながる可能性があるので、契約前に詳細な説明を受け、納得した上で依頼しましょう。
なお、料金体系についての詳細は「完全成功報酬・半成功報酬制・時間料金制の違い」にて詳しく解説します。
浮気調査を探偵に依頼するうえでの注意点
探偵に浮気調査を依頼する際は、ただ依頼すれば良いというわけではありません。
もちろん、基本的にはすべて探偵が動いてくれるので、これといって難しいことをする必要はありませんが、最低限気を付けておくべきポイントはあります。
以下に注意点をまとめたので、事前に覚えておきましょう。
感情的にならず冷静に行動する
自分で浮気調査をしていなくても、探偵に調査をしてもらう最中に冷静さを失うと相手に疑念を抱かせる原因になります。
特に「探偵に依頼してまで調査しているのにいつも通り接してきて腹が立つ」と感じることは少なくありません。
このようなときにイライラをパートナーにぶつけてしまうと、心配させたり怪しまれたりして、浮気相手との約束を取り消してしまう可能性があります。
結果として調査の成功率を下げ、証拠収集を難しくします。
特に、調査中に問い詰めるなどの行動は絶対に避けるべきです。
確実に証拠を押さえるためには、探偵の調査を信じて最後まで冷静に行動を続けることが大事です。
自力で不用意な調査は避ける
探偵に依頼した後、自分でも並行して調査を行おうとする人がいますが、これは非常に危険です。
相手に気づかれ、探偵が行っていた調査が台無しになる恐れがあります。
また、違法な手段を使ってしまうリスクも伴います。
探偵に依頼した以上、調査は一任し自分は情報提供に徹するのが賢明です。
証拠の保全は徹底する
証拠を受け取った後、その管理と保全は非常に重要です。
証拠を誤って削除したり、紛失したりすると、慰謝料請求や裁判で大きな不利になります。
また、相手に見つかることで逆に不信感をあおるリスクもあります。
受け取った証拠は慎重に保管し、必要なときに確実に使えるように備えることが大切です。
相手に気づかれないように慎重に進める
調査成功の鍵は、相手に気づかれないことです。
一度でも疑われると、相手の行動パターンが変わり、調査が失敗に終わる可能性があります。
特に浮気調査中は相談相手が見つからず、友達に話してしまうことも多く、その友達が怒ってパートナーや浮気相手を問い詰めてしまう可能性もゼロではありません。
探偵もさまざまな相談には乗ってくれるので、可能な限りは秘密保持を徹底し、確実な証拠集めを目指しましょう。
浮気しそうなタイミングを見計らう
調査は無制限に続けられるわけではなく、費用と時間に限りがあります。
浮気の調査方法は多岐にわたりますが、費用を抑えることを重視しているなら浮気をする可能性が高い日や時間帯を把握し、集中的に調査を行うことが求められます。
期間を設けずに長期にわたって調査をすると、どんな探偵事務所でも高額な費用になるのが一般的です。
パートナーの予定や行動パターンを記録し、探偵に正確に伝えることで調査の成功率を高めることができます。
もちろん、予算が限られているならパートナーが浮気しそうなタイミングが分からなくても、探偵と相談して費用を抑えつつ適切なプランを選ぶこともできます。
どちらにしても、探偵と最適な調査方法を見つけていくことが肝心なので、まずは相談から始めてみましょう。
浮気調査をする際に覚えておきたいポイント
浮気調査をする際は、ほかにも覚えておきたい重要なポイントがいくつかあります。
以下にまとめましたので、浮気調査前にチェックしておきましょう。
目的に応じて必要な証拠や情報が異なる
浮気調査の目的が離婚、慰謝料請求、関係修復のいずれであっても、求められる証拠の内容は異なります。
たとえば慰謝料請求を目的とするなら、法的に有効な不貞行為の証拠が必要です。
一方で、関係を再構築したい場合は、相手との話し合いに活用できる程度の情報でも十分なケースがあります。
自分が最終的にどうしたいのかを明確にし、それに合った証拠収集を意識することが重要です。
完全成功報酬・半成功報酬制・時間料金制の違い
探偵事務所にはさまざまな料金体系がありますが、それぞれ特徴が異なります。
主な料金体系である完全成功報酬・半成功報酬制・時間料金制の特徴をチェックし、ご自身に合ったプランを選びましょう。
完全成功報酬制
- 特徴:証拠が取れた場合のみ報酬が発生
- メリット:証拠が取れなければ費用を抑えられる
- デメリット:高額な着手金が必要な場合が多い
完全成功報酬制は、証拠が取れた場合のみ報酬が発生する仕組みです。
一見すると「証拠が取れなければ無料」と思われがちですが、実際には高額な着手金や経費がかかるケースが多いです。
成果に応じた支払いなので、証拠取得に対するモチベーションが高いのが特徴です。
ただし、失敗リスクが低いわけではなく、調査が難航した場合に追加費用が発生することもあります。
確実に証拠を取りたい人に向いていますが、契約内容をしっかり確認することは欠かせません。
半成功報酬制
- 特徴:部分的な成果でも報酬が発生
- メリット:柔軟に進められる
- デメリット:成果の定義が曖昧でトラブルになりやすい
半成功報酬制は、部分的な成果でも報酬が発生する仕組みです。
たとえば、浮気相手の特定だけでも一定の報酬が発生し、その後に証拠が取れれば追加で費用がかかります。
この仕組みは調査の柔軟性が高い一方で、成果の定義が曖昧な場合もあり、トラブルの原因になることがあります。
費用を分散できる点はメリットですが、あらかじめ「どこまでを成果とするか」を明確にしておかないと、予想以上の費用がかかる可能性があります。契約内容の細かい確認が重要です。
時間料金制
- 特徴:1時間単位で料金が決まる
- メリット:短期間なら費用を抑えやすい
- デメリット:調査が長引くと高額になりやすい
時間料金制は、1時間ごとに料金が設定されるシンプルな仕組みです。
短期間の調査やピンポイントでの証拠収集には向いており、状況に応じて柔軟に進められる点が強みです。
ただし、調査が長引くと想定以上に費用が膨らむリスクがあります。
また、延長や追加調査が必要になった場合に追加料金が発生することが多いです。
そのため、浮気される日時が判明している人におすすめです。
婚姻関係がなければ慰謝料請求できない
浮気が発覚した場合、必ずしも慰謝料請求ができるわけではありません。
法的に慰謝料請求が認められるのは、基本的に「婚姻関係」がある場合に限られます。
つまり、夫婦関係がないカップルはもちろん、同棲をしていて今後結婚する気持ちが強くても、特別な事情がない限り慰謝料を請求することは難しいです。
この前提を理解していないと、せっかく調査をして浮気の証拠を集めても「じゃあ別れよう」と言われてすんなり終わってしまう可能性も十分にあります。
そのため、調査を進める前に、自分たちの関係が法的にどう扱われるのかを確認することが重要です。
特に事実婚や婚約をしていたりすると法的な扱われ方は複雑になるので、より明確に知りたい場合は弁護士に相談することも視野に入れましょう。
浮気の慰謝料相場
結婚している場合は慰謝料請求が可能ですが、浮気の慰謝料は、一律に決まっているわけではなく、状況によって大きく変動します。
一般的な相場は50万〜300万円程度とされ、以下の要素によって変動します。
- 浮気の期間
- 浮気の頻度
- 子どもの有無
- 結婚生活や家庭への影響
- 相手の反省の有無
- 証拠の確実性と内容
たとえば、浮気の期間が数年と長期にわたっており、浮気によって夫婦の関係が大幅に悪化し子どもが居ながらも離婚にまで至った場合は、数百万円の慰謝料を請求できる可能性があります。
また、不貞行為の証拠がしっかりしているほど、高額の慰謝料を請求しやすくなります。
慰謝料の相場を知り、調査費用とのバランスを考えて探偵に依頼しましょう。
メンタルをサポートできる環境も整えておく
浮気調査は精神的に大きな負担を伴うため、メンタル面の準備は欠かせません。
調査の過程で疑念が確信に変わる瞬間や、想像以上の事実に直面することで、精神的に深く傷つくことがあります。
結果として、証拠を集めても、精神的なダメージが大きくて今後やるべきことを実行できない可能性も考えられます。
そのため、家族やカウンセラーなど、感情を支えてくれる環境を用意しておくことも検討しましょう。
相談できる相手がいない場合は、探偵に相談するのも一つの手です。
浮気調査に関するよくある質問
自分で浮気調査をした証拠で慰謝料請求できる?
法的に有効な証拠であれば、自分で集めたものでも慰謝料請求は可能です。ただし、証拠の収集方法や内容が不十分だと認められない場合があるため、慎重な判断が必要です。
自分で浮気調査をした証拠は裁判にも使える?
違法性がない証拠であれば裁判でも使用できます。しかし、証拠能力が低いと判断されると請求が認められないことがあります。合法的に集めた確実な証拠が重要です。
探偵事務所と弁護士どちらに調査を依頼するべき?
証拠収集を目的とするなら探偵、法的手続きを進めるなら弁護士が適しています。まずは探偵に証拠を集めてもらい、その後弁護士に相談する流れが一般的です。
GPSを使った浮気調査は違法?
無断で相手の車や持ち物にGPSを設置する行為は、プライバシー侵害として違法になる可能性が高いです。自分で判断せず、探偵や弁護士などの専門家に相談することが重要です。
悪質な探偵事務所を避けるには?
複数の事務所に見積もりを取り、実績や契約内容を比較することが有効です。成功報酬や追加費用の詳細を事前に確認し、無理な契約を迫る事務所は避けましょう。
浮気調査はファミリー調査事務所にご相談ください
浮気調査は精神的・時間的な負担が大きく、自分でするには限界があります。確実な証拠を押さえ、将来の選択肢を広げるためには、信頼できる専門家の力を借りることが大切です。
ファミリー調査事務所は、これまで多くの浮気調査を手がけてきた実績があり、法的に有効な証拠の収集からアフターサポートまで一貫して対応しています。
また、複数の料金プランを導入しており、お客様に合わせた適切なプラン選択ができるような体制を整えています。
電話やメールでの相談はもちろんのこと、LINEでも受け付けているので、お気軽に相談ください。

執筆/監修者:Kazuya Yamauchi2025年2月14日
探偵調査歴20年。国内外の潜入調査、信用に関する問題、迷惑行為、企業や個人生活での男女間のトラブルなど、多岐にわたる問題を解決してきました。豊富な経験と実績を基に、ウェブサイトの内容監修や執筆も行っています。