「突然、家族や友人・恋人と連絡がとれなくなった」
電話をしても出ない、SNSも更新されない、職場や自宅にも姿が見えないとなると、「なにかあったのでは…」と不安に駆られてしまうものです。
事故や災害・病気・家出による音信不通、もしくは相続や手続きのために「生存確認」が必要になるケースは多いです。
なかには、「初恋の人の生存を確認したい」「恩師が元気にしているか知りたい」という方もいるでしょう。
この記事では、「自分でできる生存確認の方法」や「プロに依頼すべき理由やプロの調査法」を詳しく解説します。
目次
自力で生存確認する方法
「自分で探したい」「今すぐ確認したい」という方のために、一般の方でも可能な生存確認の方法を解説します。
いくつかの方法を組み合わせて調べることで、相手の状況が見えてくることもあります。
相手のプライバシーや法を守り、慎重に調査しましょう。
知人に話を聞いてみる
共通の友人や職場の同僚・行きつけの店など、相手の近況を知っている可能性がある人にさりげなく話を聞いてみましょう。
最近の様子や発言・勤務態度や勤務状況から、居場所や状況を推測できることもあります。
ただし、調べていることが本人の耳に入ると、行方をくらませたり、警戒されたりする可能性もあるため、注意が必要です。
直接尋ねてみる
相手の住所や職場を把握している場合は、直接尋ねてみるのもひとつの方法です。
単なる連絡不精や携帯の故障など、思いがけない理由で音信不通になっている場合もあります。
ただし、訪問する際は相手のプライバシーを尊重し、トラブルにならないよう注意することが大事です。
住民票の除票を確認する
市区町村役場で、「住民票の除票」を確認すると、転出や死亡などの有無を知ることができます。
第三者の請求には制限がありますが、正当な理由があれば、開示される場合もあります。
・本人
・任意代理人（本人からの委任状を持っている人）
・法定代理人（例：親権者・成年後見人など）
・利害関係人（例：相続人・債権回収における債権者など）
戸籍抄本を取得する
戸籍抄本を確認すれば、相手の死亡日や除籍の有無を知ることができます。
親族や法的関係者であれば、手続きを通じて入手可能です。
相続や法的手続きのために生存確認したい場合には、戸籍抄本の確認が有効でしょう。
・戸籍に記載されている人
・配偶者
・直系尊属（父や母）
・直系卑属（子や孫）
・弁護士、司法書士（職務上請求する場合）
・利害関係人（例：相続人・債権回収における債権者など）
インターネットで検索する
SNSやインターネット検索エンジンで、相手の名前やハンドルネームを検索する方法もあります。
目撃情報や行動をともにしている人が見つかるケースもあります。
また、本人のSNSを知っている場合は、投稿の本文や写真から居場所や音信不通の原因などを推測できる可能性もあるでしょう。
ただし、生存確認や人探しという名目だったとしても、氏名や住所・写真を公開して情報を得ようとすると、名誉毀損やトラブルにつながる恐れがあります。
自力で生存確認できなかった場合の対処法
自分で調べても連絡がとれず、相手の安否が確認できない場合は、早めの対応が必要です。
放置してしまうと、手がかりが失われたり、事態が深刻化したりする恐れもあります。
ここでは、自力での確認ができなかった場合にとるべき対処法を解説します。
警察に相談する
事故や事件・災害の可能性がある場合、連絡がまったくつかず、安否がわからない場合は、できるだけ早く警察に相談しましょう。
行方不明者届（家出人捜索願）を提出すれば、全国の警察のネットワークを通じて情報が共有され、発見につながることがあります。
ただし、警察が動くのは「事件性」「生命の危険」があると判断された場合に限られ、成年の行方不明や家出の場合、積極的に捜査されないケースも多いです。
・親権者、配偶者、後見人など親族や監護者
・行方不明者の福祉に関する事務に従事する者
・同居者、雇い主
・社会生活において密接な関係を有する者（同居期間・雇用期間・恋人期間により判断）
・本籍、家出時の住居、氏名、生年月日、職業
・家出の日時及び原因、動機
・人相、身体的特徴
・写真
・関係資料（行方不明者の残したメモや手紙など）
・届出人の身分証明書
探偵に依頼する
自力での確認に限界を感じたときは、探偵に依頼するという選択肢があります。
探偵は、豊富な調査経験と独自のネットワークを活用し、早期に生存確認をします。
ご依頼者のプライバシーは厳重に保護され、調査内容や個人情報が外部に漏れることはありません。
心配な気持ちを抱え続けるよりも、プロに任せることで、次の一歩を踏み出すことができます。
・聞き込み調査
・現地調査
・尾行、張り込みによる所在調査
・自宅や職場の防犯カメラ分析
・SNSなどインターネットパトロール調査
探偵に依頼すべき理由
生存確認は、個人の努力だけでは限界があります。
「相手の居場所がわからない」「関係者に聞いても情報が一切得られない」といった状況では、なにも手がかりがないまま、ただ時間だけが過ぎてしまうこともあるでしょう。
自力での調査に行き詰まったときには、探偵への依頼を検討してみてください。
自力での調査には限界がある
生存確認を自力で行おうとしても、できることには限りがあります。
たとえば、住民票や戸籍の確認・行方不明者届などは、親族など限られた立場の人しか手続きができず、第三者では情報を得られないケースも多いです。
また、友人や恋人などの関係性では、関係者に尋ねても警戒され、正確な情報にたどり着けない可能性もあります。
一方、探偵は、一般人ではアクセスできない情報網や調査ノウハウを持ち、正規の手段で事実を確認します。
「身内ではないから調べられない」「どこに聞けばいいかわからない」といった状況でも、専門家の力によって確実な手がかりを得ることができるでしょう。
法に触れずに調査ができる
「どうしても確認したい」という思いから、勝手に他人の所有する住居や土地に入ったり、居場所を突き止めるために後をつけたりして、法に触れてしまうケースは多いです。
住居侵入罪・プライバシーの侵害・各自治体の迷惑防止条例違反・ストーカー規制法に該当し、相手に訴えられるリスクもあります。
その点探偵は、「探偵業法」にもとづき、合法的な手段のみで情報収集を行うため、安心して依頼できます。
違法行為のリスクを避けながら確かな結果を得られるのは、探偵調査ならではの強みです。
一刻を争う事態が迫っている可能性がある
連絡がとれない背景には、事故や病気・事件などの緊急事態が隠れていることもあります。
時間が経つほど手がかりは薄れ、発見が難しくなったり、命の危険にさらされたりするケースもあるでしょう。
探偵は24時間体制で調査に着手できるため、迅速な対応が可能です。
現地調査・聞き込み・インターネット調査を同時に行い、わずかな情報から居場所を特定する力を持っています。
一刻を争うような場面では、スピードと正確さがなによりも重要です。
複数人の調査員の調査により早期解決できる
当事務所では、複数の調査員が連携して調査を行います。
尾行や張り込み調査を同時に進めることで、単独調査では見逃してしまう動きを捉えることができます。
調査員同士で情報を共有し、効率的にエリアや調査法を分担するため、短期間での発見が期待できるでしょう。
複数人で動くことで、見落としのない徹底した調査が可能です。
複雑な関係でも調査ができる
元恋人や不倫相手・SNSでしかつながりがない相手など、表立って調査できなかったり、詳しい情報がなかったりする場合もあります。
探偵は、立場上相談しづらい関係にあるご依頼にも柔軟に対応可能です。
ご依頼者の個人情報や相談内容は厳重に守られ、秘密が外部に漏れる心配はありません。
家族や職場に知られずに調査を進めることができ、プライバシー面でも安心です。
人間関係が複雑な状況でも、探偵なら適切な方法で対応できます。
時間と労力が節約できる
生存確認を自分で続けるのは、精神的にも体力的にも大きな負担になります。
仕事や家庭の合間に情報を集めても、成果が出ずに疲弊し、生活に支障が出てしまう人も多いです。
探偵に依頼すれば、プロがすべての工程を代行し、ご依頼者は結果を待つだけで済みます。
限られた時間のなかで確実な情報を得られるため、心の負担も軽くなるでしょう。
「誰かに助けてほしい」と感じたときこそ、探偵への依頼を検討するタイミングです。
大事な人の生存確認をしたいときは、ファミリー調査事務所にご相談ください！
大切な人の安否がわからないという状況は、誰にとっても深い不安と恐怖をともなうものです。
自力で探そうとしても限界があり、時間が経つほど見つけづらい状況に陥っていきます。
そんなときこそ、法にもとづいた正確な調査ができる探偵の力を借りることが大切です。
専門家のサポートを受けることで、安心と確実な情報を手にすることができます。
当事務所へのお問い合わせは、お問い合わせフォーム・メール・電話・ラインにて24時間365日承っております。
ぜひ、初回無料相談・無料見積りをご活用ください。
執筆者：米良
長年の情報収集経験を有し、英語での情報分析も得意とする。豊富な海外調査実績をもとに、国内外の問題を独自の視点で解説します。
