公開日:2022/11/22 / 最終更新日:2023/08/09

婚約者が片親になった理由を調べたい|結婚前調査レポート

結婚前の信用調査#結婚前信用調査

厚生労働省の調査によると国内の年間の離婚件数は約21万件にものぼります。婚姻件数約60万件である一方、3組に1組の夫婦が離婚しているというのが現状です。

これだけの割合であるにもかかわらず、未だに離婚にこだわりや偏見がある人がいるのも事実です。

もし、結婚を考えている相手が片親だったとき、相手が両親の離婚によって受けたさまざまな影響やその背景が気になる人は少なくないかもしれません。

今回は婚約者が片親になった理由を結婚前調査レポートで『ご相談から解決』まで、わかりやすくをご紹介いたします。

調査員吉田

執筆者/吉田
2022年11月22日

男女トラブルカウンセリング歴10年以上。男女トラブルの問題解決を得意とする。調査も多数兼任・実績あり。依頼者に寄り添ったサポートが定評。経験を元に執筆を手がける。

※調査で顔がバレてしまうとマズいので顔出しNG

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目次

婚約者が片親になった理由

離婚の背景

親の離婚を経験している方ならわかると思いますが、離婚はあくまでも両親の都合であり、原因は主に不仲やトラブルの末に行われるものであり、子どもは当事者ではありません。

ある意味では、親の諍いに巻き込まれる被害者とも言えます。

しかし誤解しないでほしいのは離婚理由は千差万別であり、家庭生活で起きている悲劇から子供を連れだしてくれるのも、また親であるということ。

いずれかが悪いケースばかりではない

いつの時代でも、離婚理由のトップは「価値観の相違」です。夫婦とはいえ、もともと赤の他人同士なのですから、多少の価値観の相違があることは当然です。

婚姻期間を経る過程で徐々に表面化して夫婦仲が悪化し、精神面で負担になることで離婚に至ることもあります。

したがって離婚したからと言って、いずれかが悪質だったと言い切ることできません。

一方的な過失が離婚原因になるケース

他人の憶測とは勝手なもので、離婚したと聞くと夫婦ともに気性が荒かったとか、いずれかが何か大きな問題を抱えていたなど、あらぬ噂が広がったり、色眼鏡をかけて偏見を向ける人もいます。

ただし確かに、一方の過失によって望まない離婚をせざるを得なかったという人がいるのも間違ってはいません。

よくある一方的な過失による離婚理由

  • 浮気・不倫(不貞行為)されたため
  • 借金やギャンブルに手を染めていたため
  • 家庭内DVが激しく、子供にまで及んでいたため

結婚前調査の相談事例

解決事例

婚約者側の親が片親の場合、離婚の理由を知りたいという問い合わせは実際よくあります。当社に寄せられた相談事例をやや内容を変更してご紹介します。

男性相談者の相談事例です

婚約者の両親の離婚理由を調べてほしい
男性 40代 結婚前信用調査

特殊国家公務員なため、結婚相手に関して調べてほしいのです。結婚を考えている女性は片親で女手一つで育ててくれた母親を大事にしてる女性です。

私と結婚を選んだのも、職業柄と私のことを父親みたいに見てるようで。ただ気になるのが片親になった理由です。どうか調査をよろしくお願いします。

調査してほしいポイント

・婚約者の母親の生活ぶり
・婚約者の父親の素行や生活状況
・両親の離婚理由

 

調査レポート

聞き込み調査を行なった結果、婚約者の父親は消防士であることが判明。

ご依頼者が3歳の時に死亡。母1人で婚約者を育て上げました。念のため、婚約者と婚約者の母親の借金の有無を調べてた結果、父親の遺族年金、死亡保険金、父親の祖父母の協力で婚約者を大学まで進学させたが判明。

奨学金やその他の借金はありませんでした。このことを依頼主様に報告書を作成しお渡しして調査は終了。

「彼女のお父さんの分まで、彼女を幸せにします」というお手紙をいただきました。

解決事例を参考にすることは意義がある

探偵が行なう結婚前調査は、「過去に似たような問題を解決したことはないか」というのが基本戦略となります。

結婚前調査を依頼した理由やどのように解決にいたったのかなど、成功された方々からのノウハウを読み解くことができます。

これから結婚前調査をされる方、調査依頼をご検討されている方にとって、どのようなステップで解決に至ったのかなど参考になるかと思います。

両親の離婚は子供に影響する?

それは成長段階に伴う人格形成が主なるでしょう。

子どもにとっての離婚によって起こる変化は非常に著しいものがあります。以下の出来事は子どもにとって、計り知れない大きな変化であり子供が成長に大きな影響を与えることがあります。

離婚に伴う子どもの立場の変化

  • ひとり親となること
  • 引っ越して生活環境や学校などが変わる
  • 周りにいた友人関係から離れる
  • 母親が離婚により、それまでの姓を変更する

例え、幼い子どもでも、親に心配をかけまいと気丈に対応することがあるので、親が気付かないこともあります。

片親の存在がなくなることで受ける精神的ダメージは大きい

離婚後は、子どもは親権や監護親と同居して生活することになりますが、取り決め次第では面会交流を定期的・継続的に交流することができます。

ただ現実的には、別居親との交流が断絶するのがる約半数だと言われています。このような状況で子供が喪失感や孤独を感じ、精神的に不安定なまま成長していくことも懸念されます。

幼児期における両親の離婚の影響

研究した論文によると、離婚への反応に関する子どもの発達段階ごとの特徴

特に未発達である幼児期にさまざまな影響が考えられることが分かります。


・乳児期(0~1歳)

愛着対象との疎遠や喪失、生活環境の変化に対し、否定的な情緒反応や摂食・睡眠の問題などが表面化することがある


・幼児期前半(2~3歳)

不安的な行動が激しくなったり、排泄や言語スキルの後退、摂食・睡眠の問題が現れることもある


・幼児期後半(4~6歳)

非同居親との別離の永続性について理解することができず、繰り返し片親の不在について尋ねたり、“自分が良い子にしていれば和解が達成される”といった幻想を強く抱くあまり、それを実現させることができないことに自己卑下的感情を感じる

片親が結婚の障害になり得るケース

実際に片親しかいないことで子供から大人になる成長段階で人格形成にどのようなマイナスがあるのでしょうか。

孤独やマイナス感情を引きずる子供たち

片親に育った婚約者が人格形成される孤独感の中で育ってきたことで、また置いて行かれるのではない、捨てられるのではないかという潜在的な不安感を常に持ち続けることがあります。

また、“自分が良い子にしていれば和解が達成される”といった幻想を強く抱くあまり、それができないことに自己卑下的感情を感じることもあり、不登校や引きこもりという行動が現れることもあります。

成長段階で離婚がもたらす最悪なケース

思春期や青年期は親に対する怒りや反発を覚えたり、自己肯定感が持てなくなることで将来への希望を見失い、最悪の場ケースになると、薬物使用、不適切な性行動などの非行や犯罪に手を染めることもあります。

人間形成における影響を心配する人も…

以上のことを理由として、親世代の価値観にもよりますが、我が子が結婚を予定している相手の両親が離婚している場合、否定的になるケースも多く、結婚に際しての障害となることもあります。

片親であることがメリットになることもある

片親だから、すべての子どもが不幸になる、人間形成上問題が起きるわけでは断じてありません。

親の離婚が子どもにとって劣悪な環境からの脱却になることも、先々幸福な選択になることもあります。

子どもの不幸を招いているのは親かもしれない

両親のうち一人が親としてという以前に、人間として大きな問題を抱えていたり、もう片方の親や子どもの心身に危害を加えるような存在なら、それは子どもに苦痛や悪影響としかいいようがありません。

親の離婚が子どものメリットになり得るケース

  • 一方の抱える問題が原因で夫婦喧嘩が絶えない
  • 一方の親の抱える問題が原因でもう片方の親が精神的に病んでいる状態
  • 一方の親の悪癖を子どもが真似たり他の兄弟や友達に同じ行為を取った
  • 子供がDVやモラハラの被害に遭い続けている
  • 一方の親のせいで近所での風評被害や子供がいじめに遭っている

以上のような現状に置かれている子どもは、一刻も早く問題のある親から引き離すことが、その子の不幸からの脱却に繋がります。

これは幼少期に片親であるよりも比較にならないほど、子どもの精神状態を痛め続ける事態だからです。

なぜ婚約者の両親の離婚理由にこだわるのか

婚姻は、両性の合意のみに基いて成立し、夫婦が同等の権利を有することを基本として、相互の協力により、維持されなければならない」(日本国憲法24条)と謳っている通り、結婚は男女双方の合意があればできます。

しかしながら、人の性格形成には育った環境や親の育て方が大きく影響しているため、結婚にあたり、相手の親の存在を無視することはできません。

親がどんな人間だったのかを知っておきたい

結婚相手が片親である理由を知りたい裏には、相手の両親がどんな人物なのか探りたい心理があるのではないでしょうか。

一方のDVやモラハラの上破綻したケース

実際に離婚の真相は、一方のDVやモラハラ(モラル・ハラスメント)、反社との交際、浪費やギャンブル依存症などの金銭的な価値観の違いがあったとしても、表向きには「協議離婚」として処理しているケースも多々あるからです。

性的に健全な夫婦関係でなかったケース

離婚理由は実にさまざまであり、表向きにはわからないものです。セックスれすもそのひとつ。

健康体であるにもかかわらず、一方的に性交渉を拒絶する状況が長期間続くと、正常な夫婦関係を維持することが困難と認められます。

宗教によって破綻するケース

また、宗教的な価値観の違いによって離婚するケースもあります。憲法では信教の自由が保障されており、どのような宗教を信仰するかについては本人の意思に委ねられています。

配偶者が特定の宗教を信仰していたとしても、それだけでは離婚事由には該当しないのが原則であるものの、宗教活動にのめり込んだ結果、おろそかになり、多額の献金を投入したことで生活に支障を及ぼしているなど、宗教活動が生活に重大な悪影響になることもあります。

金銭感覚や生活レベルのズレによってできる亀裂もある

相手の実家の生活レベルや生活モラル」や「親の職業」などは無視できないポイントになります。

子供のころ身についた金銭感覚や生活レベルに大きな差があることで、結婚後のミスマッチや将来の離婚に至ることもあります。
特に、子供の教育に関するお金への考え方に大きな相違がある場合は、それが原因で夫婦間に亀裂が入る恐れがあります。

相手の親の離婚理由が子どもの結婚に影響する?

理由はどうあれ、離婚後には、子どもは少なからず、その影響を受けてしまいます。

子供は親の背中を見て育つ」の言葉通り、親の持っている感覚は子供にも大きな影響を及ぼします。

裏を返せば子どもに苦労させたくない親心そのもの

「結婚相手は親を見て選べ」という考え方は、一見古臭いと思われがちですが、実は理にかなった先人の金言でもあるのです。

自分の子どもには心豊かな結婚生活を送ってほしい、苦労してほしくないという親心から、片親で育った結婚相手の事やどんな親に育ったのかにこだわりたい本音があるのです。

結婚前に確認しておきたいこと

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ようするに両親の問題を調べることは結婚相手の育った背景や人格形成において重要なことなのです。結婚生活はともに喜怒哀楽を味わう日々を重ねていくことだからです。

結婚前に確認しておきたい3つのこと

相手のトラブルは、そのまま自分のトラブルとなるからには、結婚前い相手及び相手の両親について調べることは必要なことなのではないでしょうか。

せめて、次の3つについては明らかにしておきたいです。

  • 金銭トラブルがないか
  • 現在抱えている問題の有無
  • どんな両親で、現在の親子関係はどんな感じか

結婚後の不安を取り除くためにすべきこと

新婚生活をスタートしてみると、理想と現実とのギャップに直面し、 悩みを抱えてしまうことも多いようです。

できれば、「結婚前」に解決できる問題は結婚生活に持ち込まないことが重要です。

  • 好きで結婚したハズなのに、なぜケンカばかりになってしまう。
  • セックスレスが原因で浮気問題を抱えている。
  • 実はDVやモラハラの原因が育ってきた家庭環境が背景にあった。
  • 夫の浪費癖、ギャンブル癖が悪化し金銭的に困窮してしまった。
  • 両親とウマが合わないのか、実家に行かなくなってしまった。

結婚前に調査することの重要さ

結婚後に上にあるような事態に陥らないために、結婚前に相手の情報は把握しておく必要があります。しかしもちろん相手が隠したり、版下がらない場合ムるに聞き出すことはできません。

ましてや、相手の両親の離婚理由を調べるとなれば、何十年も間に合起きたことを調べることになるわけですから、困難を極めます。

過去の過ちとしてする封印するケースも

一方で、調停離婚や裁判離婚の場合は、不貞行為(不倫や浮気)や悪意の遺棄(生活費を入れない、勝手に家を出て行ってしまった、)などがあったとみるべきです。

そして当事者はこの事実を過去の醜態として、自分のなかに封印する傾向があります。自分自身も忘れたい過去なので離婚に知り合った人などにはその事実を伏せたがります。

結婚前の不安を取り除く

結婚前に不安になる理由の1つは、今の交際相手と結婚して幸せになれるかわからないからです。結婚を見据えてつきあっていた頃や、プロポーズされた瞬間はとても幸せな気持ちだったことでしょう。

しかし、実際に結婚を目前にして現実的になってくると、「本当に結婚していいのだろうか」と冷静に考え始めます。

その結果、今の交際相手と結婚して幸せになれるのか疑問に思うようになり、その疑問が結婚前の不安につながります。

結婚前調査費用について

ご契約以外の調査を事前説明なしに行ない、請求することはありません!

契約外請求

近年、探偵事務所などで不正な料金を請求されるなどのトラブルが多発しております。当事務所では、ご依頼者さまの了解なしに、ご契約された内容以外の調査を行なうことは一切ございません。もし調査をするうえで必要が生じた場合は、必ず事前にご依頼者さまに調査の必要性、内容をご説明し、ご了解をいただいてから調査いたします。

調査料金につきまして

調査料金の詳細
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結婚を反対する場合は理由を明確に!

親は子どもの幸せを願うのは当然です。その親が結婚に反対するには、何らかの明確な理由が必要になります。

ただなんとなく「怪しいから」「若すぎる」「まだ遊びたいのでは?」では、当然「私が選んだ人なのに」と反発するでしょう。

なぜ反対するのか根拠を示すことで、本人も納得しやすくなります。

裁判や調停でも認められる調査報告書

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また、調査が必要かどうかわからない問題も、まずは相談してください。相談及びご依頼を受け調査は秘密裏に行ない秘密厳守ですのでご安心ください。

お悩みを打ち明けていただくことが、大きなトラブルへの発展を防ぎ、問題を解決する第一歩になるのです。

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