パートナーの不倫に気づき、「どうすればやめさせられるのか」と悩んでいる方は多いものです。
しかし、感情のままに事実を問い詰めると、証拠隠滅をはかられたり、逆に関係が長引いたりすることもあります。
不倫をやめさせるためには、冷静に証拠を押さえ、確実に断ち切るための適切な方法をとることが大切です。
この記事では、「不倫が終わるタイミング」、「パートナーに不倫をやめさせる方法」、「探偵による不倫調査の方法」について詳しく解説していきます。
不倫が終わるタイミング
パートナーの不倫に悩み、この先どうなっていくのか不安に感じている方も多いでしょう。
ここから、不倫が終わるタイミングやきっかけについて詳しく解説していきます。
家族に知られたとき
家族に知られたことをきっかけに、関係が終わるケースは非常に多いです。
パートナーから証拠を突き付けられたり、離婚や慰謝料請求などの法的措置をとられたりして、「家族を失いたくない」「このままではいけない」と我に返り、関係を清算しようとします。
軽い気持ちで不倫していたり、不倫関係が短かったりする場合に多い「終わり方」です。
職場に知られたとき
不倫は、職場での立場や人間関係にも深刻な影響を及ぼしかねません。
噂が広がれば、ハラスメントや規律違反とみなされ、減給や降格・異動などのリスクも高まります。
キャリアや社会的立場を守るために、やむを得ず関係を終わらせる心理です。
ただし、未練があるまま関係を断っているため、復縁する可能性も高く、注意が必要です。
日常に支障が出始めたとき
不倫を続けるためには、時間やお金、そして嘘を重ねる必要があります。
不倫関係が続けば、物理的・精神的負担は大きくなり、仕事や家庭に悪影響を及ぼすようになります。
日常生活を優先するために、関係を清算する人は多いです。
相手に本命ができたとき
不倫相手に好きな人や交際相手ができたことがきっかけで、関係が終わることもあります。
一方的に別れを告げられたことで、未練の感情が強まり、執着してしまうこともあるでしょう。
なかには、家庭がありながらストーカー化し、罪に問われるケースもあります。
気持ちが冷めたとき
最初は刺激的に感じられた関係も、時間が経つと刺激やドキドキ感が薄れ、次第に気持ちが冷めていきます。
「一緒にいても楽しくない」「特別な存在ではなくなった」と感じ、リスクをおかしてまで不倫を続ける意味を見出せなくなります。
そのまま家庭に戻ることもあれば、新たな相手を見つけることもあるため、注意しましょう。
大きなライフイベント時
子どもの誕生・家の購入・転職・病といった人生の節目には、「家族を守らなければ」「将来を安定させたい」という気持ちが強まります。
周囲の目や責任感を強く意識するようになり、不倫関係を終わらせようとします。
ライフイベントは、不倫関係を清算する大きな転機となりやすいです。
罪悪感に耐えられなくなったとき
「家族を裏切っている」という事実は、時間が経つにつれて重くのしかかります。
周囲に隠すことへの疲れや道徳的な葛藤が、不倫をやめる決断につながります。
パートナーや子どもから優しくされるほど、罪悪感はつのり、関係を清算せざるを得なくなるでしょう。
パートナーへの愛情を取り戻したとき
不倫を続けるうちに、パートナーの大切さに気づく人もいます。
長年の信頼や一緒に築いてきた生活の重みを再認識すると、不倫が無意味に感じられることも。
「やはりこの人と生きていきたい」と気持ちを改め、不倫をやめるケースもあります。
パートナーの不倫をやめさせる方法
パートナーの不倫に気づいても、感情的に問い詰めるだけでは、解決にはつながりません。
むしろ相手に警戒心を持たせ、不倫の事実が巧妙に隠される可能性もあります。
不倫をやめさせるには、冷静に状況を把握し、効果的な手段を選ぶことが大切です。
不倫の証拠を集める
不倫をやめさせたいなら、確実な証拠を押さえることが大切です。
感情的な主張だけでは説得力に欠け、相手が否定する可能性もあります。
不倫の事実を問いただす前に、写真や動画・通信履歴など、不貞行為があったことを裏付ける具体的な証拠を集めましょう。
証拠を突き付けることで、話し合いの場を持つきっかけにもなります。
慰謝料請求をする
不倫が発覚した場合、配偶者には不倫相手に対して慰謝料を請求する権利があります。
証拠とともに慰謝料を請求することで、不倫相手に大きな経済的負担を与え、関係を続ける意欲を削ぐ効果が期待できます。
ただし、慰謝料請求には、肉体関係があったとわかる確実な証拠が必要不可欠です。
法的知識がない場合は、探偵や弁護士など、プロに依頼することを検討しましょう。
示談書を作成する
不倫をやめさせるには、口約束だけでは不十分です。
不倫相手やパートナーとの間に示談書を作成し、謝罪文言や口外禁止条項・慰謝料請求の額や支払い方法について明確に取り決めましょう。
公正証書として作成すれば、法的効力が強まります。
文書として残すことで、不倫関係の清算と再発防止につながるでしょう。
探偵に調査を依頼する
自力で不貞行為の証拠を集めるのは、困難を極めます。
調査のプロである探偵に依頼すれば、不貞行為を証明する確実な証拠を収集することができます。
また探偵の「調査結果報告書」は、裁判でも有効な証拠となるため、不倫関係をやめさせるための強力な武器となります。
法的に有効な証拠の種類
不倫をやめさせたり、慰謝料請求や離婚で有利な条件を得るためには、法的に有効と認められる証拠を揃える必要があります。
ここから、裁判や示談で有効とされる代表的な証拠と、収集において注意すべき点を解説します。
写真・動画
ホテルや自宅に出入りする場面・宿泊をともなう旅行の様子・車内で不貞行為に及ぶ場面などを撮影した写真や動画は、不倫を立証する強力な証拠となります。
急な外出や残業・出張時に、パートナーを尾行することで、撮影できる可能性があります。
自宅の防犯カメラやドライブレコーダーも、あわせてチェックしておきましょう。
メールやラインなどのやりとり
メールやラインのやりとり・SNSのダイレクトメッセージやコメントも、証拠となる可能性があります。
特に、肉体関係を示す内容が含まれていれば、他の証拠と組み合わせることで、高い証明力を持ちます。
録音データ
会話のなかで不倫を認める発言があれば、録音することで強い証拠となります。
ドライブレコーダーの映像をチェックしたり、パートナーとの会話を録音したりして、証拠をつかみましょう。
レシート・領収書・利用明細
ホテルや旅行・高級レストラン・高級プレゼントなどの領収書やクレジットカードの利用明細も、不倫の証拠となります。
日付や場所・金額を整理していくことで、不倫の継続性や本気度を知ることができます。
検索履歴・予約履歴
インターネットの検索履歴や、旅行・ホテルなどの予約履歴も、チェックしておきましょう。
ラブホテルの検索履歴やディナーの予約履歴は、単独では法的に不貞の証拠としては認められにくいですが、頻度や継続期間を明らかにしたり、行動パターンを補強したりする材料となります。
探偵の調査結果報告書
探偵が調査後に作成する「調査結果報告書」は、裁判でも認められる有力な証拠です。
写真や動画とあわせて、日時や行動が詳細に記録されており、客観性の高い資料となります。
自力で集めるリスクを避けながら、確実な証拠を得られるのは大きなメリットです。
パートナーの不倫を終わらせる、強い味方となるでしょう。
探偵による不倫調査の方法
不倫の証拠を自力で集めるのは、リスクが大きく、法的に問題になる可能性もあります。
一方、探偵は専門的な技術と経験を活かし、法にのっとった調査方法で決定的な証拠を収集します。
ここから、探偵が実際に行う調査方法について解説します。
尾行調査
調査対象者を一定の距離から尾行し、誰とどこで会い、どのような行動をとったのかを確認する調査方法です。
調査対象者と不倫相手が接触した場合、専門機材を使用して、写真や動画におさめます。
素人の尾行は相手に気づかれやすく、トラブルに発展する危険がありますが、探偵は高度なスキルを用いて複数人で調査にあたるため、気づかれずに行動を監視することができます。
張り込み調査
調査対象者が特定の場所に出入りすることが予想される場合、張り込み調査が有効です。
勤務先や相手の自宅・行きつけの店・ホテル近辺で待機し、行動を撮影・記録します。
自力で行うと、不審者と間違われたり、不法侵入罪や建造物侵入罪に問われたりするリスクもあるため、調査のプロである探偵に任せるのがおすすめです。
聞き込み調査
調査対象者の行動範囲や生活パターンを把握するために、聞き込み調査を行います。
探偵は、聞き込みの範囲や方法を慎重に選びながら、自然な形で情報を引き出す技術を持っています。
勤務先の同僚・友人・近隣住民・行きつけの店舗の店員などから得られる情報は、不倫相手との接触状況を推測する重要な手がかりです。
不倫相手との関係性や関係の長さが明らかになるケースも多いです。
潜入調査
場合によっては、調査対象者が利用する店舗や施設に調査員が客として潜入し、行動を観察することもあります。
たとえば、調査対象者と不倫相手が頻繁に利用している飲食店やバー・スポーツジム・習い事の教室などに潜入し、二人の行動や接触の様子を確認するケースがあります。
専門技術を持つ、探偵ならではの調査方法です。
インターネットパトロール調査
SNSや掲示板・ブログ・マッチングアプリの利用状況などを調べる手法です。
誰とつながっていて、どのようなやりとりをしているのかを確認することで、不倫の実態を把握できます。
インターネットパトロール調査により、パートナーがマッチングアプリ内で「独身」と偽って異性と交流し、複数人との関係が明らかになったケースもあります。
不倫相手の身元調査
調査対象者の不倫の事実が明らかになった場合、不倫相手の身元調査も行います。
慰謝料請求など法的手続きを進める際には、不倫相手の氏名や住所など詳細な情報が必要です。
自力では特定が難しい情報も、探偵の独自の調査法によって明らかにすることができます。
不倫相手が自分の知人だった場合や、不倫相手が既婚者でダブル不倫が発覚した場合にも、慎重に対処法を検討することが可能になります。
探偵に不倫調査を依頼するメリット
不倫をやめさせたいと考えても、自力で証拠を収集し、法的措置を検討するのは、大きな労力をともないます。
違法行為に触れたり、相手にバレたりするリスクもあるでしょう。
その点、探偵に依頼すれば、安全かつ確実に証拠を得ることができます。
ここから、探偵に不倫調査を依頼するメリットを解説していきます。
相手にバレずに調査ができる
探偵は、専門技術を駆使しながら、複数人で役割を分担して調査を進めるため、調査対象者に気づかれることなく、行動を監視することができます。
素人が自力で行うと警戒されやすく、証拠隠滅されたり、関係を徹底的に隠されたりして、不倫の実態が把握できなくなる可能性もあります。
探偵に依頼することで、相手に知られることなく、証拠を収集し、不倫の全容を明らかにすることができます。
決定的な証拠を収集できる
不倫をやめさせたい場合も、慰謝料請求や離婚調停を有利に進めたい場合も、証拠は必要不可欠です。
しかし自力で得た証拠は、決定的な場面が撮れていなかったり、顔が写っていなかったりして、法的な場面で活用できないケースも多いです。
その点探偵は、豊富な経験と専門機材を駆使し、ホテルの出入りや宿泊の様子など、不貞関係を示す証拠を集めることができます。
パートナーの不倫を明らかにし、次のステップに進みたいなら、調査のプロに依頼しましょう。
合法的な手法で調査ができる
不倫調査を自力で行うと、盗撮や不法侵入といった違法行為に発展してしまう恐れがあります。
調査対象者や不倫相手から、慰謝料請求をされたり、訴えられたりする可能性もあるでしょう。
また、違法な手段で得た証拠は、法的効力を持たないため、大事な場面で使用することができません。
その点探偵は、「探偵業法」を遵守し、法律の範囲内で調査を行います。
探偵に依頼することで、リスクを最小限に、裁判など法的場面で効力を発揮する証拠を収集することができます。
法的サポートが受けられる
探偵は、不倫の事実確認や証拠収集・身元調査だけでなく、慰謝料請求や離婚手続きのアドバイス・弁護士の紹介など法的サポートも一貫して行います。
「証拠をどう活用すればいいかわからない」「この先どうしたらいいか悩んでいる」という方にとっては、大きなメリットです。
海外調査ができる
不倫する人のなかには、パートナーに知られることを恐れて、不倫相手と海外で密会を重ねる人もいます。
しかし、不倫相手が海外に住んでいたり、海外赴任中の不倫だったりする場合、自力での証拠収集するのは難しいです。
その点、当事務所は独自のネットワークを駆使し、海外の調査員と連携しながら、確実に証拠をおさえます。
海外出張や旅行などを口実にした不倫も、明らかにすることができます。
当事務所に寄せられた実際の相談事例
当事務所には、日々多くの不倫調査に関するご相談が寄せられています。
ここから、実際の相談事例と調査結果について紹介していきます。
CASE1:「新婚の夫の不倫を終わらせたい」(20代女性)
相談内容:
「結婚してまだ半年なんですが、夫が不倫しています。スマホの使用時間が急に増え、休日もひとりで出かけるようになって怪しいと思っていたら、共通の友人から夫が不倫していることを打ち明けられました。不倫をやめさせて、相手の女性に慰謝料請求したいと思っています。相手の身元調査と証拠収集をお願いしたいです」
調査結果とその後:
尾行と張り込み調査を行ったところ、調査対象者が特定の女性と頻繁に会っていることが判明した。ホテルの出入りや車内で不貞行為に及ぶ様子を撮影した。インターネットパトロール調査により、不倫相手は高校時代の同級生であり、同窓会で再会してから関係が始まったことがわかった。
ご依頼者は、当事務所が紹介した弁護士と相談し、証拠をもとに慰謝料請求を行った。夫も不倫を認めて関係を解消し、今後の生活に関する条件について話し合いの場を持つことができた。
CASE2:「子どものためにも妻の不倫をやめさせたい」(40代男性)
相談内容:
「妻が家の中で不倫相手と電話をしたり、子どもを置いて夜中に出かけたり、堂々と不倫しています。子どもも薄々気づいていて、かわいそうでたまりません。不倫をやめさせるのに証拠を集めたいんですが、スマホやパソコンの履歴はいつもすぐに消しているようです。子どももいるため、自分で調べることができません。妻の不倫の証拠を集めてもらえますか?」
調査結果とその後:
聞き込み調査により、調査対象者は行きつけの飲食店の店員の男性と頻繁に会っていることがわかった。外出時も警戒しながら、証拠を残さず行動していたが、張り込みと尾行調査により、ホテルや相手の自宅への出入りなど、決定的な場面を撮影した。
ご依頼者は、妻に証拠を突きつけ、不倫をやめなければ離婚すると伝えた。妻は不倫をやめることを約束し、現在夫婦は家庭の再構築に取り組んでいる。
CASE3:「証拠をつかんで法的措置を検討したい」(50代女性)
相談内容:
「結婚25年目の夫が5年ほど前から不倫しています。いつかやめてくれるはず…と思ってきましたが、どうやら私と別れて一緒に住もうと考えているようです。夫の好きにさせたくないので、証拠をつかんで法的措置をとりたいです」
調査結果とその後:
張り込み・尾行調査を行ったところ、調査対象者が部下の女性と定期的に会っていることが判明。ホテルに出入りする様子や「出張」と偽り旅行に行く場面を複数回撮影した。聞き込み・インターネットパトロール調査により、継続的な関係であることが明らかになった。
女性は、調査結果報告書を弁護士に提出し、慰謝料請求と離婚の手続きを開始した。決定的な証拠がそろっていたため、交渉はスムーズに進み、夫側も不倫を認めた。女性は有利な条件で離婚し、新たな生活への一歩を踏み出すことができた。
パートナーの不倫を終わらせたいなら、当事務所にご相談ください!
パートナーの不倫を終わらせたいと強く願うなら、調査のプロである探偵への依頼を検討しましょう。
当事務所は、不倫の事実確認から証拠収集、不倫相手の身元調査、弁護士の紹介まで、一貫してサポートいたします。
慰謝料請求や離婚などの法的措置を検討している方はもちろんのこと、不倫を終わらせて関係を修復したい方も、ぜひ一度当事務所へご相談ください。
当事務所へのお問い合わせは、お問い合わせフォーム・電話・メール・ラインにて24時間365日承っております。
ぜひ初回無料相談・無料見積もりをご活用ください。

執筆者:米良
長年の情報収集経験を有し、英語での情報分析も得意とする。豊富な海外調査実績をもとに、国内外の問題を独自の視点で解説します。