パートナーとセカンドパートナーとの関係に、不安や不信感を抱いている人も多いはず。
「体の関係はない」「不倫とは違う」と言われても、簡単に納得できるものではありませんよね。
実際、不貞関係のないプラトニックな関係が、いつしか不倫関係へと発展していることも少なくありません。
本記事では、セカンドパートナーと不倫の違い、セカンドパートナーとの関係を容認することのリスクや疑いを感じたときの対処法について解説します。
目次
セカンドパートナーとは?
配偶者以外の特別な関係にある交際相手を指します。
精神的なつながりを重視した間柄であり、肉体関係を持たないプラトニックな関係。
不倫とは異なるものとされていますが、曖昧な関係がゆえに周囲の理解を得られないことも多いです。
セカンドパートナーとの関係性
セカンドパートナーはただの友だちとは異なり、お互いに恋愛感情を持ちます。
一緒に趣味や外出を楽しんだり、手を繋いだりする恋人同士のような関係性です。
パートナーでは埋められない孤独感や物足りなさを満たしてくれる「心のよりどころ」のような存在となっていることも多いでしょう。
セカンドパートナーと不倫の違い
セカンドパートナーと不倫は、どちらも配偶者以外の異性と特別な関係を築く点は同じですが、肉体関係の有無に違いがあります。
不倫は明確な肉体関係をともなう関係性であり、法律上も「不貞行為」として離婚や慰謝料請求の事由となり得ます。
一方でセカンドパートナーは、デートをする・手をつなぐ・抱き合うなどの行為はありますが、肉体関係を持たないのが特徴です。
しかし、第三者から見ればその線引きは非常に難しく、実質的に不倫と変わらない実態をともなっているケースも少なくありません。
セカンドパートナーとの関係を容認するリスク
パートナーの言葉を鵜呑みにして関係を許していると、大きなトラブルに発展することもあるので注意が必要です。
ここから、パートナーとセカンドパートナーの関係を容認するリスクについて詳しく解説していきます。
社会的信用の失墜
セカンドパートナーとの関係が周囲に知られた場合、たとえそこに肉体関係がなかったとしても「不倫」ととらえられる可能性があります。
特に職場や親族・子どもの学校関係などの信頼関係が重視される場では、評価や立場に大きな影響を及ぼすでしょう。
周囲からの信頼が一気に失われ、職場で降格や左遷・減給などの処罰を受けたり、子どもがいじめに苦しんだりする可能性もあります。
慰謝料請求
パートナーがセカンドパートナーと不貞行為に及んだ場合、セカンドパートナーの配偶者から慰謝料請求されるリスクがあります。
相手側が証拠を持っている場合、裁判沙汰になったり、話し合いが不利な方向に進んだりする可能性も否めません。
経済的な損失だけでなく、社会的信用の低下や精神的な負担といった二次的な影響も大きいでしょう。
離婚
パートナーがセカンドパートナーに対して本気の感情を抱いてしまった場合、離婚を切り出される可能性があります。
「家庭も大事にする」「ただの友だち」と言ってたのにもかかわらず、いつの間にか本気になり家庭を手放そうとするケースは珍しくありません。
パートナーとセカンドパートナーの不貞行為の証拠がない場合、離婚の申し出を法的に拒否することができず、話し合いが進んでしまうこともあります。
肉体関係への発展
最初はプラトニックな関係だったとしても、関係が深まり、肉体関係へ発展するリスクは極めて高いです。
セカンドパートナーはお互いに恋愛感情を持っているため、心のつながりが深まった結果、体の関係を持ってしまうこともあるのです。
プラトニックな関係だと信じて容認していたのに、蓋を開けたら複数回に及ぶ不貞行為の証拠が出てきた…という事例も多いです。
パートナーとセカンドパートナーの関係を自力で調査する方法
「もしかして…」と違和感や疑いを持ったとき、パートナーにセカンドパートナーとの関係を問い詰めてしまう人も多いでしょう。
しかし、証拠もないまま話をしても、はぐらかされたり、証拠を消されたりするだけです。
事実を知り、しかるべき措置をとりたいと思うなら、一旦冷静になってパートナーの行動を調べてみましょう。
ここから、パートナーとセカンドパートナーの関係を自力で調べる方法を紹介します。
行動パターンを記録する
パートナーの帰宅時間・休日の外出予定・急な予定変更について詳しく記録しましょう。
「出張が極端に増えた」「決まった曜日の帰宅が遅い」といった変化や規則性を把握することで、不貞関係の有無を知る手がかりになる可能性があります。
探偵や弁護士などのプロに相談する場合も、行動パターンは重要な情報となります。
日時だけでなく、「帰宅時に石鹸の匂いがする」「外出時の荷物が多い」といったパートナーの様子や違和感まで、細かく記録しておくといいでしょう。
スマホやPCをチェックする
LINEやメール・SNSのメッセージ履歴・発着信履歴・写真・位置情報などから、関係の深さや会っていた日時を知ることができます。
ラブホテルの検索履歴や削除されたトーク履歴がある場合は、不貞関係を隠している可能性が高いでしょう。
不貞関係を証明する写真や動画・メッセージのやりとりが出てくるケースもあるので、入念にチェックすることをおすすめします。
※ただし、無断で他人のスマホのロックを解除し、中身を盗み見る行為は違法性を問われるリスクがあるため、慎重に行う必要があります。違法に集めた証拠は、法的効力を持たないこともあるので注意しましょう。
共通の友人から情報を得る
パートナーの行動について、信頼できる共通の知人に尋ねてみるのもひとつの方法。
第三者から、セカンドパートナーとの不貞行為に関する証言が得られれば、関係性の裏付けになります。
法的措置をとる際にも、他の証拠と組み合わせることで、重要な証拠となるでしょう。
※ただし、パートナーに気づかれないよう慎重に聞き出す必要があります。
パートナーを尾行する
セカンドパートナーと会う日を突き止め、尾行することで、密会の場面を押さえられることもあります。
ラブホテルに出入りする場面や車内で関係に及ぶ姿をとらえることができれば、パートナーの嘘を暴くことができるでしょう。
※ただし尾行には、ストーカー規制法・住居侵入罪・各自治体の条例などの罪に違反する可能性があるので十分な注意が必要です。
ドライブレコーダーやカーナビを調べる
パートナーが普段車で移動している場合、ドライブレコーダーの映像やカーナビの履歴に証拠が残されている可能性もあります。
走行距離や経路の確認の結果、外出理由との整合性がとれない場合は、パートナーが隠し事をしている可能性が浮かび上がってきます。
また、不貞行為中の音声やラブホテルに向かった映像などが確認できれば、不貞行為の証拠となるでしょう。
※映像データは上書きされやすいため、早めの確認が重要です。
クレジットカードの明細やレシートを確認する
レシートやクレジットカードの明細から、パートナーが訪れた場所や支払いを把握することができます。
ラブホテルの利用履歴や避妊具の購入履歴を見つけることができれば、セカンドパートナーとの親密な関係を裏付ける手がかりになるでしょう。
日時や場所は、尾行や張り込みなどの調査において重要な情報となるため、気になる明細やレシートはコピーや写真に残しておくといいです。
プロに調査を依頼する
自力の調査に限界を感じたら、探偵などの専門家への依頼を検討しましょう。
尾行や張り込み、写真や映像による証拠収集など、自分では難しい手法で「肉体関係の有無」を裏づける調査が可能です。
探偵が作成する調査報告書は、慰謝料請求や離婚協議の場で、法的証拠として活用することができます。
確実に証拠を得たい場合はプロに依頼しましょう。
探偵によるセカンドパートナーの実態調査の方法
パートナーとセカンドパートナーの関係を明らかにするには、専門的な手法による調査が必要不可欠。
探偵は合法的な方法で、法的に有効な証拠を収集することができます。
ここでは、実際に探偵が行う代表的な調査手法を紹介します。
探偵への調査に迷いがある方は、ぜひ参考にしてください。
尾行調査
仕事終わりや休日の外出など、セカンドパートナーと会っている可能性が高い日を狙い、尾行します。
ホテルや自宅への出入り・車内での不貞行為・宿泊をともなう外出など、肉体関係を裏づける場面を写真や映像で押さえます。
調査報告書には日時・場所・行動内容が詳細に記録され、法的証拠としても有効です。
※探偵は、探偵業法を順守し調査するため、合法的に証拠を集めることができます。
張り込み調査
調査対象者やセカンドパートナーが頻繁に出入りする場所に探偵が張り込み、関係の実態を調査します。
行先や二人の接し方を監視し、プラトニックな関係が事実なのか確認します。
尾行と組み合わせることで、より精度の高い調査が可能です。
聞き込み調査
必要に応じて、調査対象者やセカンドパートナーの周囲に聞き込み調査を行います。
勤務先の同僚・友だち・親族・近所の住人・常連のお店のスタッフなど、接触機会のある第三者から自然な形で情報を引き出します。
肉体関係まではなかったとしても、夫婦の平穏な婚姻生活を侵害するほど親密であることを立証できれば、慰謝料請求できるケースもあります。
聞き込みで得られる「会う頻度や親密さ」などの情報は重要な証拠となるでしょう。
勤務の実態調査
調査対象者の勤務実態を確認し、言動と実際の勤務に違いがないか調査します。
整合性がとれない場合、外出先から直帰するタイミングや有休の消化状況を把握し、さらなる調査を進めます。
セカンドパートナーの存在を名言しておきながら嘘をつく場合、不貞関係を隠している可能性が高いです。
残業や出張の事実がなく、セカンドパートナーとホテルに滞在したり、旅行に行ったりしている事実が明らかになることも少なくありません。
デジタルフォレンジック調査
スマホやパソコンには、不貞行為の証拠が隠されていることが多いです。
デジタルフォレンジック法は、削除されたLINEのメッセージ・通話履歴・位置情報・写真や動画などを復元し、解析する専門技術。
調査対象者が隠したがっている事実を突き止めることができます。
証拠能力の高いデジタルデータは、慰謝料請求や調停において強力な武器となるでしょう。
セカンドパートナーへの接触調査
必要に応じて、ご依頼者の許可をとり、探偵がセカンドパートナー本人と接触して素性や調査対象者との関係性を探ることもあります。
自然な形で接触し、聞き込みに見せかけた会話のなかで交友関係や生活スタイルを引き出します。
本人の口から調査対象者との関係が明らかになるケースもあります。
セカンドパートナーの身元調査
セカンドパートナーの氏名・職業・勤務先・家族構成・過去のトラブル歴など身元を詳しく調査します。
肉体関係があったことが確認され、慰謝料請求や誓約書を送る際には、セカンドパートナーの個人情報が必要になります。
法的措置を検討している場合は、必要不可欠な情報です。
セカンドパートナーの実態調査を探偵に依頼するメリット
セカンドパートナーとの関係に確証が持てず悩んでいる方にとって、探偵への依頼は大きな助けとなります。
自力での調査には限界があり、思わぬリスクやトラブルに巻き込まれることも少なくありません。
ここでは、専門家に調査を任せることで得られるメリットについて紹介していきます。
法的に有効な証拠を入手できる
探偵は、裁判や慰謝料請求など法的手続きにおいて有効な証拠を収集するプロです。
パートナーとセカンドパートナーとの間に肉体関係があった場合、本人たちが言い逃れできないような決定的な証拠を集めることができるのです。
個人で集めた証拠が「違法取得」や「不十分」と判断されるケースもあるなかで、合法的かつ有効な証拠を入手できるのは、大きな安心材料となるでしょう。
精神的な負担を軽減できる
パートナーの裏切りを疑いながら、自分で証拠を探すのは精神的に大きな負担となります。
見たくもない決定的な不貞の場面を目の当たりにする可能性もあるでしょう。
四六時中不安や怒りのようなネガティブな感情に苛まれ、冷静な判断ができなくなる人も少なくありません。
探偵に調査を任せることで過度なストレスから解放され、心の整理をしたり、今後を検討したりと、自分のために時間を使うことができます。
セカンドパートナーの素性や関係の背景を知れる
探偵による身元調査や行動調査によって、セカンドパートナーがどのような人間なのかを把握することができます。
勤務先や交友関係・家族構成など表面上ではわからない背景を明らかにすることで、今後の判断材料が増えていくでしょう。
また、関係が始まったきっかけや密会の頻度などの経緯もはっきりするため、二人の本気度を見極めるヒントにもなります。
法的措置を検討する材料になるでしょう。
調査の計画とタイミングを判断してもらえる
探偵は、ご依頼者の情報・調査対象者の行動パターンや状況に応じて、最も効果的な調査タイミングを見極めます。
無駄な調査費を抑えつつ、確実に証拠を押さえるための計画やタイミングを提案してもらえるのは、ご依頼者にとって大きなメリットでしょう。
法的措置のアドバイスを受けられる
不貞の証拠を手に入れたあと、「どうしたらいいかわからない」と悩むご依頼者は多いです。
その点、当事務所は調査後に弁護士と連携し、法的手続きをサポートすることができます。
集めた証拠の使い道や、慰謝料請求や離婚に向けた準備の進め方について専門的なアドバイスを受けることができるのです。
パートナーに不貞関係の疑惑があるなら当事務所にご相談ください!
セカンドパートナーとの不貞関係は証明が難しく、自力での調査は困難を極めます。
確実な証拠をつかみ、パートナーとセカンドパートナーの関係を明らかにしたいのなら、ぜひ当事務所にご相談ください。
調査はすべて秘密厳守で進め、ご依頼者のご希望や状況に合わせたプランをご提案いたします。
他社で断られてしまった案件や、海外調査も可能です。
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長年の調査経験をもとに、確かな結果をお届けします。
調査費用は、下記ページにて詳しく説明しております。

執筆者:米良2025年5月25日
長年の情報収集経験を有し、英語での情報分析も得意とする。豊富な海外調査実績をもとに、国内外の問題を独自の視点で解説します。