結婚願望はあるけど、なかなか結婚に縁がないまま時間だけが過ぎていくと焦る気持ちが出てくるかと思います。
今回は、女性が結婚を焦る心理を探ってみたいと思います。
結婚を焦って失敗した事例を踏まえ、結婚に必要な焦りとの向き合い方をご紹介しています。

執筆者:吉田2025年5月26日
男女トラブルカウンセリング歴10年以上。男女トラブルの問題解決を得意とする。調査も多数兼任・実績あり。依頼者に寄り添ったサポートが定評。
目次
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結婚は早い方がいいのか?
早く結婚することに一時は憧れても、まだ早いかな…と迷っているうちにつき月日が流れ、いつのまにか30代になっていた人が珍しくないのではないでしょうか?
昨今は、平均初婚年齢が男女ともに上昇し続けています。周りも比較的30過ぎてから結婚を考える人が増えているため、ついのんびり構えてしまうんですよね。
実際に、結婚は早い方がいいのでしょうか。具体的に見ていきましょう。
結婚が早いメリット
結婚が早いメリットは次のようなことが考えられます。
- 若くて体力のあるうちに出産や育児ができる
- 若い年齢での職場復帰が可能
- 婚活が上手くいきやすい
- 子育てが早く終わる
20代は出会いの機会も多く、そのままの流れで交際相手と結婚する人も多いです。
最大のメリットとしては、リミットがある妊娠、出産において時間的に精神的も余裕があることでしょう。
また、30代になると周りも落ち着くため、次第に結婚につながるような出会いが減少傾向になります。
遅い結婚にもメリットがある
では晩婚はデメリットしかないのかというと、そんなことはありません。
若すぎる結婚は離婚率が高いことも事実です。
特に20代前半は、まだまだ自分の可能性を試したいときであり、家庭生活を築くには未熟な部分があることも確かです。
30代以降は、人生経験、社会経験を重ね、精神的にも成熟し経済的にも余裕が出てくるため、子育てに良い影響があると考えられています。
結婚を焦る5つの心理背景
女性が結婚を焦る原因として、以下のような女性ならではの心理状背景が考えられます。
一人取り残されたくない
女性の場合周りと共感し合うことで連帯感を強める傾向があります。
次々と結婚していく友人たちは次のステージに進み、自分だけ置いていかれているような気持ちになるのでしょう。
周りを目が気になる
結婚したい理由のひとつに、職場などの組織内で、「結婚しないの?」など結婚の話題が出る度に、いじってくる上司や、同僚の目を恥ずかしいと感じたりすることがあります。早く素敵なパートナーと結婚して周りを見返したいという心理も少なからずあるのではないでしょうか。
運命を信じたい
女性のなかには、結婚に夢を抱いているタイプの人もいます。そこには運命を信じ身を委ねたい願望があります。
そこで、結婚相手によって幸せが運ばれてくるというシンデレラストーリーを無意識に作ってしまいます。
すると、結婚しなければ幸せになれないと不安がり、早く結婚しなければならないという焦りに駆り立てられる人もいます。
隣の芝生は青い
自分が上手くいかないことで、結婚できた人すべてが羨ましく見えてしまうもの。
実際は、当然結婚したからといって幸せが約束されているわけではありません。結婚生活で悩みや課題を抱えている人も少なくないのですが、羨望のあまり盲目になり、結婚を美化してしまいがちです。このような思い込みが生じることで、他人を羨む自分や、引け目から解放されたいという思いが結婚を焦る気持ちに隠されているのです。
親を安心させたい
最近の母親は息子よりも娘の結婚を心配しがちです。顔を見れば結婚を急かされ、いつまでも結婚しない困った娘というレッテル張ってくる親に、ウンザリしながらも、一方では親を安心させたい、孫を抱かせてあげたいという葛藤にも苛まれます。
年代別に見る結婚の焦りの変化
一般的に女性が結婚を焦る心理は年齢を軸に、どのように変化していくのでしょうか。
年代ごとの心理背景を探ってみましょう。
20代前半~20代後半にかけて
20代前半の頃は、まだ結婚など先の話だと思っていたのが、30歳になるまでの数年のうちで周りも友達がチラホラと結婚していくにつれて、少しずつ潜在意識が変わっていきます。
特に姉妹や親しい親友が、次々と結婚して、子どもに恵まれ幸せそうに見えると、羨ましい気持ちが出てくるものです。
ただ、この年代はちょうど仕事が面白くなってくるタイミングと重なります。
結婚よりも仕事のキャリアや夢を優先するべきという考えの人もまだ多く、人によって結婚観に差があるようです。
30代前半から30代後半にかけて
30歳までの結婚ピークが落ち着いてくると、焦りは若干冷めるようです。
30代半ばに近づいてくるにつれ、妊娠や出産のことで不安や焦りを感じる傾向があります。
この心理は、親からの「結婚はまだ?」「早く結婚しなさい」のコールや、兄弟や友達の子が成長していく姿を見たりしたときに起こりやすいです。
40代前半以降
40代になると、もう結婚は諦めようかなという心理と、親に孫を抱かせてあげたいという心理の狭間で葛藤します。
親の老いを目の当たりにするようになると、結婚へのラストチャンスに懸ける人もしばしば。
それが40代後半以降になると、焦る気持ちは次第に落ち着きます。
婚活の目的も、家族を築いていくパートナーを見つけるというよりは、今後の人生を心から分かち合える相手に出会いたいという考えに変化していきます。
焦って結婚するデメリット
ここでは結婚ピークを逃した30代40代女性が、結婚に焦るデメリットについて挙げていきたいと思います。
焦って婚活を始める女性は、互いに理解を深めたり、信頼関係を育むことは二の次で、結婚できるなら多少妥協してもよいという考えを持っている節があります。
焦ると結婚に失敗しやすい
焦りから結婚を急いでしまうと、先々後悔したり、最悪の場合は離婚してしまったりする確率が上がります。
結婚して蓋を開けてみたら、愛情が沸かない、一緒にいたくないという現実に追い込まれ別れるかどうかの苦渋の選択に苦しむケースもあります。
そもそも婚活の目的が「結婚すること」だけになってしまっては本末転倒になりえます。
結婚は、その後長く続いている人生の分岐点であり通過点でもあるのです。
相手の本質が見えなくなりがち
結婚を焦ると、心にゆとりが持てなくなり、条件など表面的なことに気を取られ、相手の本質が霞んでしまいます。
また、相手の欠陥や、水面下に潜む問題を見逃がしてしまいがちです。
結婚に焦って失敗した3つの事例
結婚を焦ったばかりに、失敗した事例を3つご紹介します。
これは主観的なものであり、客観的な視点において失敗かどうかは、それぞれの判断にお任せします。
相談事例①
ふたを開けたら別人だった夫

20代の終わりに差し掛かり婚活を始めたのは、30歳になる前に結婚したかったのと、親友が結婚して幸せそうだったからです。
出会いの機会を増やし、合コンにも積極的に参加しました。そこで出会った同世代の男性と交際し授かり婚しました。所謂スピード婚ですが速く結婚したかった私は、良いきっかけになったと思っていました。
しかし結婚後、彼は人が変わったように私にも子どもにも無関心、家に帰らない日が増えていきました。LINEのやり取りから浮気しているのは確かでした。それを問い詰めたところ、逆上され暴力を振りわれた挙句「俺は結婚したことを後悔している」と言われました。
彼の本質を見抜けずに結婚したことを後悔しています。
相談事例②
妥協婚したものの好きになれなかった

結婚相談所で知り合った男性と交際1か月で結婚しました。正直言えば好みのタイプではなく、これといった魅力は感じませんでした。可もなく不可もなくといった印象です。
ただ、婚活して3年目39歳だった私は、どうしても子どもが欲しかったので、この人を逃したらもう後がないという思いでした。
現在41歳になった私はまだ子どもがいません。そして夫と離婚したくてたまりません。結婚後、嫌というほど愛情の持てない相手といる苦痛を味わいました。性格的にも生理的にも、もうこれ以上一緒に暮らすのは耐えられません。
ただ一つ、ネックになっているのが子どもです。子どもだけは欲しかったです。再度婚活して相手を見つけ子どもを持つことは、かなりハードルが高いですよね。何が正解か分からず苦しんでいます。
相談事例③
親に急かされて結婚したら…

親と顔を合わせるたび、結婚はまだ?だの、誰それさんの娘さんが結婚しただの、言われうんざりする反面、35歳という年齢もあり孫を抱かせてあげられない後ろめたさも感じていました。
マッチングアプリで知り合った男性の中に、気が合いそうな人がいました。歳は45歳でやや離れていましたが、学歴職歴、年収も申し分ない人でお互いに結婚願望があったので、知り合って2か月でお互いの親に挨拶に行き、とんとん拍子に結婚が決まりました。親を心配させたくなかったので、友人の紹介で知り合い、半年間交際したと伝えていました。挙式では親も安心した表情を浮かべていました。
しかし、1年が過ぎようとする現在、離婚調停中で実家に帰っています。夫とは価値観も生活習慣も合わず、特に金銭面のズレは深刻で口論が絶えませんでした。親を失望させてしまい申し訳ない気持ちですが、私を焦らせたのも親なので何とも言えません。
結婚に焦って失敗しない4つのポイント

人と比較しない
特に女性同士は仲間内や職場で、他の人と自分を比べたがる傾向があります。
結婚は女性にとって人生をかけた選択のうちの一つなので、人と比べたり、無理して人とわせる必要もありません。早く結婚したから幸せになれるわけではありません。人は人、自分は自分、選ぶべき道を落ち着いて考えましょう。
親や周りに左右されすぎないで
親はどうしても子どもに人生に介入してくるものです。それは親心であり、子どもが心配だからこそでしょう。
ただ、その心理には世間体や体裁を気にする面があることも否定できません。
親を安心させたい気持ちは誰もが共感できる心理ですが、言いなりになるのは違います。結局は自分の人生、失敗して傷つくのは自分です。
もし急かされ結婚に失敗した場合、結局は親から小言を言われてしまうでしょう。
長い人生のパートナーとして客観的に相手を見る
結婚を焦ったときには、周りにどう思われるのかよりも、ご自身がどうしたいのか、いったん落ち着いて考えてみるべきです。
strong>>今結婚しなかったら後がない!と焦ると冷静な判断力が鈍ります。長い人生を見越して、心の底から、「この人といれば幸せになれる!」と思えないのなら、その結婚は、少し保留にした方がいい案件かも知れません。
自分が何を一番に貫きたいのかが重要
結婚のタイミングは人それぞれと言っても、40歳前後の女性が、妊娠出産にリミットを感じて結婚を焦る気持ちはどうしようもできません。
自分の子どもが持てる最後のチャンスかもしれないという切実な想いで動いて、子どもさえ持てるなら後悔はないという自己責任の気持ちで思いを貫きましょう。
人の幸せのカタチは、自分がどれだけ満たされ、自分の大切な人が幸せでいることなのです。
心配のない結婚のためにお勧めしたい調査
焦って結婚することをお勧めしない理由としては、よく知らないまま結婚することにリスクがあるからです。
結婚してから後悔しないためには、結婚前に相手の確かな情報を把握しておくことが大切です。
結婚前の信用調査の目的
自分で調べることが難しいケースなら、結婚前の信用調査を利用するのも一つです。
結婚生活で安心、安全、安定を求めるのなら、結婚前に信用調査をすることが必要だと考えています。
信用調査では、身辺調査、素行調査、行動調査などを通じて婚約相手だけでなくご親族についても、不明な点を調査によって確認することができます。
信用調査で分かること
- 相手の家族及び親族について
- 相手の異性関係
- 相手の経歴を含む過去について
- 学歴、職歴
- 育った環境や生い立ち
- 趣味や趣向品(タバコ・お酒)
- 生活習慣や金銭面など
- 借金やギャンブルなどの悪癖の有無
結婚前信用調査の相談窓口
結婚はゴールではなく、新たなスタートです。
だからこそ、そのずっと先の幸せを見越してパートナーを選んでいただきたい のです。
大切なことは、お互いがお互いを信頼し合えるか…
後悔しないためにも、結婚相手の情報を不透明のまま、結婚を焦ることはお勧めしません。
ずっと信頼し合える関係を築くため
ファミリー調査事務所は、会員様同士の良縁を結ぶだけでなく、安心できる結婚生活を始めるための調査サポートが可能です。
婚約者の家族のこと、過去のことなど、相手に聞きづらく、自力では調べられないことは、結婚前調査で調べられます。
結婚相手だからこそ、知っておかねばならない情報を調査(身元調査、行動調査、家族親戚調査、会社での評価など)によって秘密裏に調査いたします。
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調査は守秘義務厳守をお約束します。
他社などで断られた案件についても対応いたしますので、まずはお気軽にご相談ください。
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